Danh Danhでカンボジアへ
翌朝は朝食にバインミー♪と思ったがホステルの人に美味しいバインミーどこですか?と聞くと、朝食ならホステルで用意できるけどと言われ、せっかくなのでいただくことにしました。
また近所の系列のホステルに移り、まぁ小洒落たロビーで炒麺をいただく。(バインミーは?w)
ベトナムやカンボジアの炒麺は即席麺を炒めてるのかな?!
朝食には重くなくて良き。
そして日本人にも人気というか色々検索して良さげだったDanh Danhバスでカンボジアは首都・プノンペンへ。
この日は三列シートの足伸ばして寝れるsleeper seatとやらが予約できたので、せっかくだから乗ってみました。
窓側である限り上でも下でも個々シートにカーテンがついているので、
景色見たければ開けておけるし、まぶしければ閉められるので、
これはよかったな〜
因みに帰りに欧米人に人気なGiant ibis に乗ったけれどもこれは席によっては後ろの人か前の人がカーテン閉めてくれない限り閉められない席もあって
イケてなかった。
バスに乗る時点で靴を脱がなければいけない(外に行くときはサンダル貸してくれる)ので綺麗でした。新しくはなかったけれど。
やはり6時間の長旅なので足伸ばせるのは快適です。
背もたれも倒したり起こしたりできたので腰に負担なく景色が見れるくらいの角度に。
皆さんもブログに書かれていますが、この時にカンボジアビザを事前取得してない場合はビザ代40ドルがかかるのですが、
チケット売り場では50ドル札しかないが、お釣りもらえるかと聞いたらYESだったのに、いざ乗ってみると「お札が汚い」と言われ受け取ってもらえず!
仕方なくこんなところで使いたくなかった5ドル札で払ったけど、
カンボジアやベトナムでは両替所でも綺麗なお札しか受け付けてもらえないようなので、事前に準備していきましょう。
因みにその50ドル札は大黒屋で両替した時にもらったけど、トラベレックスで両替したお札は全部新券で綺麗でした。
この週のレート151~152円、本当に、お正月早々の141まで下がった時に両替しておけばよかったよね!!!!泣
Danh Danhのスタッフは非常に丁寧でよかった。
パスポートは車内で預けて、出入国全部やってもらえるのですが、
ボーダーでは、バスから降りる→出国審査→バスに乗る→カンボジアの入国場へ→バスから降りる→入国審査→バスに乗る、の手順で、
ベトナムのイミグレからカンボジアのイミグレまで結構あり、
バス会社によっては自ら歩いて、だったり、
スーツケースを自ら引いて歩いて、だったりする会社もあるみたいで、
違うバスの欧米人について歩いてイミグレに行きそうになったところを
同じバスのおじちゃんがこっちだよって教えてくれて迷子にならずに済んだので、バスで国境超える人は絶対にバスのナンバープレート、スタッフ、同じ便に乗った旅行者の服装やメンツなどを覚えておきましょう。
本当にヒヤヒヤしたー。
国境を越えるとDanh Danhの系列のレストランに連れて行かれ昼食。
チキンライスを頼んだのに何故かチキンフォーにされたんだけど、
ぶっちゃけここのチキンフォーが旅行中一番美味しかったなー!笑
チキンがほろほろで・・!
フォーのスープもめちゃくちゃ美味しくて!
Danh Danh おそるべし。
カンボジアに入った途端、看板は中国語だらけだし(今、中国資本で急ピッチで開発が進められている。そう、実際今回カンボジアに来たのも、鉄道youtuberのひろきさんがビエンチャンに行ったyoutubeを見て、うわヤベーナニコレただのラオ語の中国じゃんなにこれ黒竜江省の満語や雲南省のイ語で書いてある駅と同じことになってるというか何もかも中国じゃん香港の西九龍かよ一帯一路やベー早く行かないと全部外国語で書いてある中国になる!と焦っていた矢先だったのである。(まぁ切符売り場が右で左でトイレはどこで改札はどこでとまるっと輸出されてるなら迷わなくて便利っちゃ便利だけど、そういう問題ではない。)うーむ。
道はアスファルトで舗装されており、田畑はベトナムの方が整然としており、カンボジアには牛がいっぱいおり、ゴミも落ちており。SDGsとはw ^^;
でもやっぱり、大地が、まっすぐー!!
ベトナム国境からプノンペンまでは田舎なのだけれど、途中学校が結構あった。私のような小学生の時から「カンボジアに学校を作ろう」とかいう標語を耳が痛くなるほど聞かされた割に、結局一度もそれ系ボランティアに行かなかった身としては、通学しているカンボジアの子供たちを見ただけでちょっとウルっとくるものがあった。
うぅ・・!!カンボジアの子供たちが・・!!学校に、行ってる!!!
数日後アンコールワットのガイドさんに聞いたところによると、
義務教育はないが小中高まで無料、でも貧しい子は小学校くらいでやめて働き始める子もいる、けど今は大体は小中くらいまではいく。田舎の子は学校が少ないので遠くて通えなくてリタイアする子もいる。
今は午前と午後二部制。各国からの援助によりかなり学校が増えた。
とのこと。詳しい進学率などは多分調べれば出ると思われ。
カンボジアは60年代なんて他の国の60年代と変わらないくらいポップカルチャーも栄えていたし学校も普通にあったけど、ポルポト時代に教師を皆殺しにしてしまったから、そもそも学校制度ってどんなんだったっけ?ってことを覚えてる人が国からいなくなり、そこからの再建だったので、90年代生まれの子ですら教科書は白黒で先輩たちのおさがりを使い回していたと聞いていたので、今の子が学校に行けてる状況が視界に入るだけで、ちょっと感無量なのであった。90年代にカンボジアに来た友人に報告すると、え!カンボジアの子供が服着てるの!都会になったねー!とビビっていた。
プノンペンに差し掛かると、いよいよメコン川を渡る。
橋が。なんか、横浜ベイブリッジ的な?!
既視感のあるこの橋こそ、日本の援助で架けた「つばさ橋(ネアックルン橋)」なのであった。唐突に日本すぎてちょっと笑ってしまったが、
2015年開通なのですねー、(いろんな人にいつからあるの?と聞いたが誰も知らなかったw) かなり橋の一番高いところが高く、遠景を見渡す感じで良い景色でした。頂上には景色見るために停車してるのか?人がいっぱい。自転車で渡ろうとしてる人もいてなかなか大変そう・・
橋が掛かる前はフェリーで渡るしかなかったそうです。
プノンペンの街は思ったより大都会というか、郊外の空き地が高層ビル、中心部の旧市街が雑然とした東南アジア的な街という感じ。中国語の看板は多いけど、完全に習政権以降の中国が立てた中国風と、いわゆる南洋華僑が立てた昔ながらの南洋中華(洋楼)の差がわかるような、レトロ南洋風に最近作った感を醸しているものもあり・・。すごく中国の地方都市みたいな一角もあり・・。タイ資本だな、って感じのビルもあり。
Danh Danh はオリンピック市場の近くについたので、そこからgrabで1ドルくらいで近くのホステルに向かいました。
今回のプノンペン滞在はどちらかというとバックパッカー街の喧騒から離れた華僑系の人が住んでいるエリアに近い方に。
4泊するのでファシリティが良さそうなところがいいかと思いまして。
エレベーターは遅いけど、お湯も出て透明な水が出る!!(水が透明な時点で星5をつけそうになるこの感覚たるやw)
スタッフさんたちも気さくで、とても清潔なホステルでした。