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13. エジプト | アフリカ大陸上陸!サラーム!

読める世界一周 in Egypt
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• 期間:2017/3/10 - 3/20(11 days)
• 旅程:カイロ → ギザ → カイロ → ルクソール → カイロ → バーレーン
• 費用:35,554 JPY(※エジプト出国の航空機代 約15,700円を含む)
• 特記事項:お待たせしました、アフリカ大陸です
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3/10(Fri) いい出会いに助けられ、日本人宿に到着

• 2人の女性に助けて貰う
• 1人目、空港でVISAの25ドルを両替してくれたCayla(不確か)
 ✔ イミグレの列に並んでいる時に隣になった
 ✔ UK出身、トルコでシリア難民の受け入れに関わる仕事に携わっている
 ✔ Egyptは4回目、今回は友人と1週間ほど旅行の予定
 ✔ 細身で顎が少し引っ込んでいる、理知的な印象
• 2人目、市内まで自分のUberに相乗させてくれたTeresa(不確か)
 ✔ BerkleyのMBA出身、前職にコンサルティング会社と大手検索会社
 ✔ 現Uber Eats立ち上げのPre-launch planning担当、2週間毎に新規Marketに移りーので忙しい日々(労働時間はコンサル時代よりも長いとのこと)
 ✔ MBAの良さは、1.) US VISA 2.) Job opportunity 3.) People Network
• 日本人宿に到着すると、なんとも不思議な雰囲気。いずれ知ることになるが、変わった人々でした(1)

(注記)
1. これまでの国では、どちらかと言えば「日本人宿」は選択しないことを、選んで来ていたけれど、アフリカという未知を前にしては欲しいのは情報で、なるべく正確でリッチなそれを思えば、日本人に会いたくなった。

3/11(Sat) Minor 観光 in Cairo

• カイロの日本人宿と言えば、ここ!という宿で目覚める、日本人が沢山いて、違和感とも何とも言えぬ気分(1)
• 宿の管理人ではないけれど、古くから出入りしている方がHさんと言って、今日は近くのゴミ処理場の観光に連れていってくれるとのこと。その場で参加させて貰う。
• 慣れぬ悪臭には、引きつる笑顔をこらえてキープ。
• 一緒に巡った日本人面子は個性的で、好奇心がくすぐられる
 ✔ Takanoriくんはブラジリアン柔術写真家、今はFreelanceで写真の学校に通っている
 ✔ Oda-yanは、元NHKで、現在は月2本の記事を書くライター、その妻、Chokuちゃん(143cm)と二人で新婚世界一周旅行中
 ✔ Ayumiちゃん/Shintaro君は、元青年海外協力隊員(JICA)、それぞれスリランカ、コロンビアでの勤務経験がある
• 帰って夜、Hさんがオススメした漫画を読んでみると、彼の主義主張が少しわかった気がした。
 ✔ 「和服を来ている日本人が少ない」という彼のセリフは、この漫画にも似た表現があった。概ね同意も、なんとも言えぬ拒否感がある。
 ✔ この拒否感は、彼の主義主張に対してよりは、彼自身に対するものから来ていて、それは昨夜ふとした時に聞いた「男の名前は覚えない」と言ったところにある、と気が付いた。(2)

• 宿周辺に戻って、水タバコをふかしてひたすら話す。
 ✔ 途中からは聞く一辺倒になる。「人と変わったことがしたい」という好奇心旺盛な大学生に語るべき、変わった経験は特にないように思えた。
 ✔ Yuki君、Takanori君の話には聞かせるものがあって、とてもよいです。

(注記)
1. さすがにアフリカ大陸にまで来ると、ピンポイントに「ここ」に来ているよりは、複数の国々を周遊している長期旅行の旅人が増えてくる印象。
2. 貴重な経験をさせてくれた人なので、さらっと流せたらよかったのかもしれないが、妙にひっかかってしまっていた。気にした方が損や、と頭は言うけど、ハートがゴネるんやな。1mmぐらい想像出来たかもしれない。

3/12(Sun) Major 観光 in Cairo

• 起きる、今日はGizaのピラミッドを見に行こう。
• 行き先が同じとのことで、Ayumiちゃん/Shintaro君と厳戒態勢で向かう。Gizaに行くなら、とアドバイス多数。日本宿の恩恵に預かる。が、聞いていたほどウザくない人々で拍子抜け。
• 声を掛けてきた人間の、「I am sorry for you」という捨て台詞が刺さる。人を信じないというスタンスのもつらいもんだ。とは言え。とは言え。(1)
• ピラミッドはさすがの存在感でした。

(注記)
1. 「非常にウザい」と事前に聞いていたのもあり、基本的にピラミッド近辺で向こうから話しかけてくる人間には、ほぼほぼ無視を決め込んでいたが、その相手の捨て台詞。「そんな風に凝り固まって、かわいそうな奴だぜ」的な含意だろう。

3/13(Mon) 普通観光 in Cairo

• 起きる、今日はどこに行こうかな。おまけピラミッド群にしようか、考古学博物館にしようか。夜にはLuxor(ルクソール)に行くことにして、と。
• 青年海外協力隊あがりの二人とともにする。ゆるり人にくっつくイージューライダー。楽ちん。楽ちん。
• そしてふと気が付くOne thing. イージューライダーをやると土地勘がつかないんやな。それはそれで勿体無い、と。一緒に考えればいいのかな。(1)
• 夜、日本人宿で皆とお別れ。ようやく連絡先を交換する。

(注記)
1. 人生もそうか!

3/14 (Tue) 目覚めればLuxor(ルクソール)、振り返ればルクソール神殿(語呂悪い)

• こちらの夜行バスは非常にうるさい。誰が見てるというのか。深夜の爆音放送ヤメタマエ。
• 朝到着。バスではズボンがよくずれて、お尻がよく出た。
• 宿に向かいます。Bob Marley Boomerangホテル。良いお宿でした。
• チキンがおいしくておいしくて。。。

3/15 (Wed) 人を信じる気持ちまで奪われてしまったとしたのなら

• 心を開くことの難しきや。イスタンブールの傷跡か。
• 冗談好きなEgyptianの「じゃあ1,000£ね」という冗談にぞっとする。(1)
• 凡ての創口を癒合するのは時日である、という言葉を思い出した。しばらく日にち薬、ということだろうか。
• 多少のお金は奪われたとて、心まで奪わせてはいけない。他のすべての良かったことまで駄目に感じさせてしまってはいけない。どうか、どうか!

(注記)
1. 一人でプラプラ歩いてたときに、声を掛けられたそこらへんのおっさんを信じることに心を決め、舟ツアー70£(約500円)に参加してみる。1対1。全てが終わり『じゃあ1,000£ね』にぞっとする。戻りの岸に控えるでっかい奴がおっさんの仲間に見える。冗談好きなエジプト人の他愛のないそれがハートに堪える。疑いながら楽しむことの難きや。
 何なら、イスタンブールで詐欺にあってた真っ最中(参考:12. トルコ | 火はあるか?)の方が楽しめてた、皮肉にも。疑ってなかったから。この感覚は、彼氏に裏切られて、男の人と楽しく会話できなくなった女の子の気持ちに近いんじゃなかろうか。

3/16 (Thu) Luxor(ルクソール)最終日、自転車で走り回る

• 同室の彼が出て行く音で目が覚める。完全に置き去りである。
• 追いかけるほどのやる気もないまま起き出して、いざ対岸へ。
• 外国人が珍しいのだろう、子どもたちが取り巻いてきて凄い。イニエスタになった気分。
• ほどよく満足して終える。虫がわーい!みたいなやつは笑ってしまう。(1)

(注記)
1. 遺跡の壁画には、コガネムシみたいなやつがいて、ちょっとした神様扱いをされているのだけれど、そいつがわーい!みたいになってるやつがあるんです。ほっこりするのでオススメ。

3/17 (Fri) さよならLuxor、再びのCairo

• カイロは寒い朝を迎えていた。バスから降り立つ早朝。忘れ物チェックを忘れたが、忘れ物はなかった。
• 前回の宿と違うフロアの宿に変えてみたら、小太りな姉ちゃん登場。ふむふむと前の宿も覗きに行くと、いい感じの女性が来てた。なるほど。(1)
• 博物館に行って、Ritzで休憩(2)。思えばゆるりとした時間を過ごしています。Egypt出国が近い。

(注記)
1. 前の日本人宿と同じ建物にもひとつ宿があって階が違う。宿同士で仲違いをしているような印象もあった。
2. カイロのRitz-Carltonでは高速のwifiが使える。お茶をしつつ、旅ブログやら写真をあれこれする人の御用達。

3/18 (Sat) この胸のつっかえは?

• 朝起きて、漫画を沢山読んで、チェックアウト。
• 航空券の連絡も済ませ、何も気にやむことはないはずなのに、何かが胸につっかえている。不思議な胸の圧迫を感じる。
• 実質のカイロ散策最終日だったが、足取り鈍く、宿でトランプなんかして遊んで過ごしました。大学生からダイテンコウというゲームを教わった。19£(エジプト・ポンド)の儲け。
• 儲けを抱えて、地域の名店Luxにて国民食のコシャリを食べる。Shintaro先生に遅れること少し、僕もすっかりコシャリ好きになった模様。
• 胸のつっかえはいつしか消えていた。

3/19 (Sun) エジプト人のおうちにお呼ばれ

• 素敵な人はいるのね…初見の客人を家に招いて料理を振る舞うなど。(1)
• こういうハイソな人達との会話はあんま得意ではないようで、借りてきた猫状態。元JICAの二人は上手に質問をするなぁと見てました。
• 振る舞われた料理は絶品にして沢山食べた。Shintaro先生は少食。男は食いっぷりだよ、Shintaro君。
• 惜しまれつつタクシーで飛行場へ。寝てるうちに到着する。(2)
• 20時半の便でTransitでBahrain(バーレーン)へ。空港は快適そのもので、Cairo空港では我慢できたCoffeeを、Cairo街中カフェの4倍近い値段で飲んだ。(3)

(注記)
1. Ayumi-chanが、先日Ritzで会ったというエジプシャンの女性がいて、今度おうちに遊びにいらっしゃい、といった流れに便乗させて貰った形。
2. 元JICAの二人とはここでお別れ、一足先に失礼します。
3. エジプト(カイロ)の物価はメチャクチャ安い。水3£(エジプトポンド)≒20円、国民食コシャリ15£≒100円、というレベル。いいカフェで飲むコーヒー25£≒150円。水タバコ25£≒165円。etc.

3/20 (Mon) The 何もしない

• BahrainからDubaiはあっと言う間の出来事。1時間で到着、朝7時ぐらい。
• お呼ばれしたごちそうから、機内食続きで飯を食べすぎたきらいがある。カイロ空港では、前と同じカフェで漫画を読んだり寝たり。
• 場所を少し移して、また漫画を読んだり寝たりして、ふと時計を見たら夜19時でした。これにはビックリ。
• 少しの事務作業をしていざ搭乗口へ。あんまり進まなかった。

(以上)

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Masato | まさまさ牛歩の旅
よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。