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09. インド(上) | We are totally different, but we are friends!

読める世界一周 in India
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• 期間:2017/1/19 - 1/27(8 days)
• 旅程:シンガポール → チェンナイ → マドゥライ → カニャクマリ → ティルワンタトラム
• 費用:30,742 JPY(※Singapore in/outの航空券費用を含まない)
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1/19(Thu) 旅再開(1)

• 明け方まで理由なく起きて、朝1時間でPackingをする。火事場の馬鹿力。結局徹夜になってしまった。寝袋は置いてゆくことにしよう。
• 地元のバス停から空港直通のバスがある。文字通り、瞬く間に到着して、ラウンジにて一息付く。すぐにBoarding timeになった。
• KLまでの記憶がない。飯を食った以外は寝てたのだろう。
• KLにて少し手に入ったリンギットを使う。おお、懐かしいぞリンギット。乗り換えの時間はあまりなく、すぐにBoarding timeになる
• 前職後輩のMaiちゃんと少しお話。またね、と別れた。
• Singaporeには夜到着。今回はSMSがない(2)ので、空港のwifiがやや使いづらいが、そこはさすがSingapore。色んな人のパターンでwifiが使える。
• Uberを使ってまたGeylandの宿まで。この日はこれにて終了。

(注記)
1. 一時帰国は友人の結婚式出席のため。友人代表スピーチはよく出来たが、2次会の漫才はめっちゃスベった。特に前から4列目の左から5番目ぐらいの客は「苦虫を噛み潰して口移しされたような顔」をしてた、と相方の富岡は言うた。客ちゃうか。
2. 携帯を1台新調し、電話番号だけ保持する安いプラン(電話機能なし)にしときつつ、以前の1台は海外利用に耐えられるようSIMフリーに変更した。

1/20(Fri) 1 day Singapore

• 起きたら昼前、平常運転。
• 宿で日本人の女の子に話しかけられる。少し話をして、そのままぼーっとwifiを使っていたら、化粧を済ませて降りてきた。
• ほな一緒に行こかってことになり、植物園に付き合って貰った。
• Uberって使たことある?など旅人風をふかしていたら、おニューの携帯がないことに気がついて、てんやわんや。なんとかCrèmeって店のwifiと、その場にいたPauloの助けを借りて、1時間後にさっき乗ったUberが戻ってきた。ドライバーのおっちゃんにちょっとお金を渡した。
• 気を取り直して、飯を食って、植物園を楽しむ。28SGD≒2,240円

• 前職のシンガポールオフィスは場所不明につき捜索を中止。
• 水を吐くライオンのとこまでテクテク歩いて、Misakiとはお別れする。Uberで宿を経由し、荷物を回収して、空港に向かう。
• このドライバーのオッサンは、ムスリムらしく、嫁が2人、娘が計6人いるらしい。なんちゅうことになってんねや。
• 空港のwifiで、次の宿を予約。この辺の動きはもはや流麗さが伴う。
• 噂のシンガポール航空は、言うだけあって上等なサービス。映画が見れるタイプのええやつやから、目的地に合わせてSlumdog millionaireを選んだ。何べん見ても、最後が綺麗で、ぐっとくる。

インド上陸
• 再びのインド(1)。Chennai(チェンナイ)到着は夜の22時ぐらいだった
• Visa on Arrivalは、日本人の特権である(2)。これを駆使してみたら、手続きに2時間ほどかかった。週に4人ぐらいしか使わないらしい。現場にナレッジが溜まっていない(なのに同じ便に3人いた)
• このプロセスの最中に、なんとかさんという人に会って、彼女がアンマと呼ぶ聖母を慕っているとのことを聞かされる。ふむふむ。
• 空港のタクシーが高く、若干安かったTuktukのオッサンに宿まで送って貰って、この日は終了。

(注記)
1. 2011年に初めて行った一人旅がインド。5年ぶりのインディア。
2. マレーシア&シンガポール編参照。記事の真ん中ぐらいやから、サクッとは見つけられない仕様になっている。

1/21(Sat) India India

• 起きたら、そこはインドでして、この日は少し慣らすことが全て(1)
• Check outが24時間制ということを知らなかったので、深夜1時まで使えたのに、正午12時でCheck out!(2)
• Maiちゃんにお昼食べてくると言い置いて出発。飯は近所のレストランで、Chicken Biriyani。チキンビリヤーニ。
• 一旦宿に戻り、再出発も、当て所なくMarina Bayまで歩いてみる。遠い。
• 途中でやたらと牛関連のポスターを持った人とすれ違う。Ban PETAとか。
 ✔ タミル民族の伝統的な牛の扱いを鑑みないPETAとかいう組織のなんちゃらいう方針に対する抗議だった模様
 ✔ タミル民族は、牛に名前を与え自分の娘・息子のように扱う風習がある
 ✔ にも関わらず、「牛に対して~してはならぬ」的な決めごとをPETA側が制定しようとしている、とかいった文脈だったと思う(3)
• 海岸で少し佇んで、またひたすら歩いて、17時頃宿に戻る、後はダラダラ過ごす

(注記)
1. 正直ちょっとビビってました。人種が変わる、と思っていたから。
2. 南インドでは、漫画喫茶みたく、チェックインから「24時間パック」での料金体系になっていることがままある/多い。
3. ざっくり言うと「神聖な牛 (PETA)」vs.「言うて食べ物 (タミル)」の争い

1/22(Sun) Chennai(チェンナイ)脱出

• 起きたら昼過ぎで、遅蒔きながら、情報を仕入れ始める。
• 2冊、Kindleで本を買って、読み進めて合点がいく。24時間制である。
• 結果Check outまで宿に籠もる。
• ついにチェックアウト。宿を出て飯を食う。すごいペコペコになってた。読み進めた結果、次の町はMadurai(マドゥライ)に決定。電子書籍は軽いけれども、地球の歩き方は読みづらい。
• 駅まで歩いて、切符を買うは、自由席。ちょっと不安が押し寄せる。
• やっぱり!自由席は、かなりのカオスでございました。幸い親切な人が詰めてくれたから席は確保出来たので、あとは目的地までをやり過ごすだけ。なるべく寝ることにして、寝た。
• 僕の足元で、地べたに転がって寝る男の胸ポケットから、小銭がこぼれ落ち、一人のおじいさんは彼を踏まぬようにと避けながら、その小銭を拾って降りていった。
• ある若い兄ちゃんが助けてくれて、BAN PETAのこと、Maduraiについてなどを話してくれた。(1)

(注記)
1. 前日の内容はこの人のインプット

1/23(Mon) Madurai Madurai

• 起きたら昼過ぎ、ドアがノックされる。飯はいるか?Laundryはないか?と。いらん、ない。
• 昨夜は結局、朝5時45分のCheck inでした。電車はチェンナイからティルチで降りて、そっからバス移動が3時間半ぐらい、最後にバススタンドからの移動でもう少し
• 宿をいくつか回って検討するぐらいの余裕まであった。なかなか頑張ってた。故の、昼起き。
• 何やしてるうちに、16時、飯を食ったら17時。時の流れの早いことよ。
• メインの寺を見て回る。中身より、その塔に圧倒される。狂気である。
• 帰り道で、SIM Cardを手に入れる(1)。これでSMSは使えるのかな、データ通信はわからない。どっちでもいいかな。
• 21時頃宿に戻ってのびのび過ごす。思い思いに、読書をしたり、チャットをしたり。悪くない。こういう生活はいいかも。

(注記)
1. SIMカードを最初に作る際には、何かしらの登録作業があるようで、パスポートのコピーを渡したりなどした気がする。そうや。パスポートのコピーは何かの時に役に立つことがある。本体ではなく。

1/24(Tue) ガンジーも手を出しかねない15分

• 脅威の精神力で朝5時前に起きた。おー、やるやんけ俺。
• 思い直して、もう一度寝ると、11時ぐらいまで快適に寝れた。さすが俺!
• 「Continue?」「Yes!」600ルピーを支払って延泊を決定する。
• 宿に出入りしているおっさんがいて、昨日「オススメのPCは何だ!」等と捕まえられた時に、Lenovoがいいんじゃない?などと気安く答えたら調べてきてまた捕まった。
• 「これはインドでいくらか?」と問われる。なんやこのめんどくささは。少しだけ調べてあげつつ、消えた隙に逃げた。
• 思えば彼はいくつぐらいなのだろうか。それでもうちの親父よりは若いのだろう。
• 昼飯はサクッと食べ、Madurai見どころ観光バスに乗る。あちらこちらと、サクサク回る。ガンジーMuseumに15分しか時間が与えて貰えない。
• 電車の彼が教えてくれた見どころは、きちんと回れる設計になっていた。バスの同乗者に、これからどこにいくのか、という話の流れで、次の行き先のアイディアなどを得る。おー、ナイス、ナイス、と。

1/25(Wed) 才能発見

• 朝の6時15分に電話が鳴る。チェックアウトやと叫ぶ。知っとるわ!
• 7時15分のバスで、Rameswaram(ラーメーシュワラム)へ。よく寝れる。これは才能や!変な才能見つけたわ!
• 寺院到着。ここもHinduの聖地。ここでは寺院内の22箇所を回り、その度におっさんに水を浴びさせられる。望んでない!望んでないのに!
• 昼飯を食うた後、海を眺めて、ほー向こうがスリランカ。知ってたけど。海は天候ゆえそれほど美しくなかったが、それでもこれが俺のRameswaram
• またバスに乗ってMaduraiに戻る。よく寝れること。横のオッサンは、しげしげと見たら、ヒトラーそっくりであった。
• 宿に戻り、Kanyakumari(カニャクマリ)までのバスがあるか聞くと、あるという。行くことにする。こんな強行軍も男の一人旅ならではか。
• 待ってるうちにバスに呼ばれる。席は、どこかな。。。どこにもない。ん、この荷物置き?西欧人が足伸ばしてるよ?
• たとえそれでも、よく寝れる。才能とは、いついかなる状況下に於いても発揮されるものである。

1/26(Thu) Kanyakumari(カニャクマリ)とは変な名前

• 朝3時に到着。到着早すぎやしませんか。
• 宿を少し探す。見つからず。見つからず、見つからず。もうええわ!
• インド人の兄ちゃん二人組と日の出を見る。一人は無神教徒、一人は敬虔なヒンドゥー教徒
「We are totally different but we are friends!」 というカッコいいセリフが聞けて、すごい気持ちよかった。
• 日の出は壮観だったけれど、でもその日の出を見ているおばあちゃんや、家族の顔の方が、美しいような気もした。(1)
• その後、二人組と別れて、ぶらぶら、宿を探す旅に出発
• 10時半にチェックイン、早いように思われるかもしれないが、日の出から2-3時間ぐらいかかりました、とってもいい宿でした。
• 夜はうずまき型のSunsetポイントまで行ってそれでおしまい。
• 宿に帰りしな露店でバナナを買ったら、10ルピー出して、10ルピー返ってくるという珍事が起こった。よい町です。

(注記)
1. インド南端のカニャクマリはHindu教の聖地になっていて、太陽信仰がある彼らはここで日の出を見ることがとても尊いらしい。今日も大勢の人が、あの海岸でその時を待っているのだろうか。

1/27(Fri) ティルワンタトラムへ、発音むずすぎ。

• 宿は快適にて。快適すぎて、非快適なまま寝てしまうパターン(電気on! コンタクトon! 布団 off!)起きてすごい悔しい。
• 10時半にビシっとチェックアウト。24時間制とは、良く出来た仕組みである。(利用者側にはありがたい仕組み)
• 日の出と一緒に拝んだ、海に浮かぶ仏塔と大仏さんを、より近くで見るべく、そっち側に渡るのが、残りやることのすべて
• 対岸行きのチケットを買うのに少々並びつつ、こういう変な間には、世界史を学んでみたりする(1)。
• 対岸まで行って、確かにデカイ。でも好みは別れそう。

さらば、カニャクマリ
• 15時発のバスがあったのは調べていたけれど、やや押して、15時ちょうどぐらいに宿に戻った。荷物を背負って、走って走って、バス乗り場に到着!15時5分。これはセーフか。
• そこらのおっさん捕まえ聞く、ティルワンタトラムまで行きたい!発音がうまいこと出来ない!
• おっさんがもう直通はないと言う。他の兄ちゃんがあるから待てという。おっさんが、もうないという。待ってるうちに、15時は20分を過ぎました。
• 直通を諦めて、経由で行こうと乗ったバスのすぐ後ろで「来るから待て」と言われてた赤いバスが見えた。おっさんはこれや、降りろと手を降る。
• 段々速度を上げるバス。はよせなと。後ろ向いて、エイッと飛び降りる。
• 接地と同時に、当たり前のようにすたーーん!!とこける。後ろ向きで。痛い、けどよかった。考えたらわかったかもしれない。バスから飛び降りる時は、進行方向逆向きやと、バックパックがクッションになります。上まで荷物入れとくように。
• 嘘つきのおっさんに、人差し指で、びしーっと無言で指差して直通の赤いバスに乗った。「あの日本人は言葉がわからないから、(直通ないって言うてやってんのに)待ってんだぜ」って、さっき言うてたん聞こえてたぞ。
• バスの旅は快適にて。3時間程度で到着。

• 宿は一つ、目をつけていたところがあって、そこに行きたいのに、マップ上の場所に、全然宿がないのです。なぜなのか。チャイを飲んで、探す。
• ここは?700ね。おっけー、いったんキープ。ここは?もうない。嘘つけ!ここは?750か、うーん。。。
• 700か750で諦めようかなと思って、あとほんの、もう少しだけと思って歩いたところに、目をつけていたものがあった。400ルピー。マップには2箇所あったようです。(2)
• この日は、おとなしく就寝。しようと思ったところに、ケララ軍曹登場。
• ケララ軍曹はあだ名やけど、ケララ州観光のすべてを、A4の紙に3時間ほどかけて書き殴った。
• まずはここに行け、次はここだ、ここではコレを忘れず食え、とてもうまいぞ、そして観光はここだ。。。最初こそありがたかったけど、1時間越えたあたりからは、操縦桿を返せ!という気分だった。言えなかったけれど。
• そして我々はおとなしく寝た。思えば長い一日でした。

(注記)
1. 世界史講義録など言うものをスマホで読んでみたりしてた。旅しもって、その地の歴史を学ぶなんてオシャレやなと思う。インドの歴史まで、たどり着くことはなかったけれど。
2. Maps.meでひとつの宿が複数箇所存在しているパターンが時々ある。Google Map等でもダブルチェックすると良い。

(上 以上)

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Masato | まさまさ牛歩の旅
よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。