ブリストルへの日帰り旅行
ロンドンに来てちょうど半年が経ちました。早いなあ。
こちらで色々な日本人に会いますが、みんな、2年、3年はあっという間だといいます。
聞くところによると、孤独で帰りたくなって心を病む人というのもいるらしいですが、私が直接会う人たちというのがそもそも戦闘力高い&家族と来ている人たちばかりだからか、実に全員が例外なく(永住とまでは言わないにしても)「ロンドンが好きで、長くいたい」と言います。100%。
街中におおきな公園や緑がたくさんあって、人々が子供に優しい。社会が成熟していて、みんながゆるくて、息がしやすい。
この週末、友達母娘と子供連れでBristolに日帰り旅行をしたのですが、そこでまたそんな思いを強くする出来事がありました。
ブリストルって、ロンドンのパディントン駅からGWR(Great Western Raleway)で1時間半くらい西に行った先の港町です。それが今回、乗る列車を間違えて、途中で分岐して北の方に向かうやつに乗っちゃいました。大幅割引キャンペーンを使って早々にチケット予約してたくせに。私が時々発動するずっこけミス・・・。
GWRは、指定席を一部しか受け付けない仕組みになっています。誰かに予約されている席はその上のランプが赤で、空いている席は緑なんだけれど、乗車率100%でも車両の半分は緑で、多くの人は適当に空いているところに座るのです。
赤でも誰か来るまでは座ってていい感じ。自分の席に先客がいた場合、主張したらもちろんあけてもらえるけれど、近くに他の席があれば何も言わずにそっちに座っても旅心地は変わらない。だからなんとなくみんな、適当に座るという現実。
だから、最初乗り込んだところで予約番号の席が緑の表示で、あれ?と思っても、イギリスって適当だからなと解釈して、間違いに気がつくのが遅れたんですよね・・・。表題写真の手前のレインボーのやつに乗ったんだけど、多分その向こうのが、数分違いで出発する、乗るべきだったと思われる。
さて、そんなわけで途中駅のReadingまでは30分くらい乗った同じルートだけど、そこから分岐して北に向かい始めたことに気がつき、慌ててOxford(あの有名な大学の町です)で降りて折り返し、西に向かう列車に乗り直したところ、それは、車両のつなぎ目に人が立つほどのおおにぎわいでした。
私たちは空席を探して何車両かを歩き、やっと、バラバラになら通路をはさんでかたまって座れるところを見つけました。そこで、小さい子供だけでも座らせようとしたところ・・・
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