もうひとつのTATE
日本からはるばるロンドンに来るなら、なにより大英博物館は外せない。アート好きな人なら、National GalleryとTATE Modernにも足を運ぶだろう。いずれもロンドンの中心にあって、常設展も素晴らしく、入場無料。
しかし、実はテート・グループにはもう一つロンドン市内に美術館がある。それがTATE Britainだが、上述の姉妹館に比べるとちょっと知名度が落ちるように思う。
私ときたら去年はTATEのメンバーシップ(有料の特設展や会員サロンが使える)ホルダーだったというのに、一度も足を運んだことがなかった。
テムズ川を眺めるTATE Modernの会員カフェが好きすぎて何度もリピートしてたからというのもあるるが、他にもRoyal Academy of Artsとか、The Wallace Collectionとか、とにかくロンドンには素敵な美術館が多すぎるのだ。
TATE Britainはそれらとはちょっと離れた、落ち着いた住宅街、Pimlicoにある。
ところが、ヨーヨーが急遽参加することになった、ハーフタームのクリケットのデイキャンプ会場が、たまたまTATE Britainから歩いてすぐのところだということに気がついた。
それで、送迎ついでにあーちゃんと二人で行くことにしたのだが、「ちょっとみてから公園に行こう」と思っていたのに反して、結局、10時から15時までずーっと(それがキャンプの時間なのだ)美術館で過ごしてしまった。
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