悪名高き英国のあれにつき
英国というと食べ物が美味しくない、というのは世界的な定説で渡英前に覚悟していたはなし。
期待値が低かったぶん、「いや、そんな言うほどでもないよ、美味しいものも結構あるよね?」と思い直したのがはじめの半年だった。
外食は高いけど、まずくはない。特に、移民の多い中華料理や中東料理は、市内にほんとに美味しいと思うお店が多い。
自炊するとなると野菜の種類は豊富だし、肉は安いし、フラットに付属のオーブンもデカくてレパートリーが増えた。
しかし、あれっ?と思ったのは、ロンドンから旅行で他のEU諸国に出たとき。
具体的にはマヨルカとパリにいって外食したときにいちいち「なんて美味しいの!」と感動した。
ひっくり返してみると、英国内に同じような感動レベルの食べ物は多くないことに気づいてしまった。
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