見出し画像

コンタクトレス

DAY2-PCRの結果クリアのメールが、朝に届いた!というわけで、早速、移住者にとってなにより大事なBRP(=Biometric Residence Permit、生体認証付在留許可証)を受けとるために、郊外のチヂック(申請のときはそこのエアビーに泊まるつもりで受け取り地として指定していた)の郵便局まで行くことに。

1. バスは完全コンタクトレス

経路はGoogleMapですぐにわかる。近くのバス停から94番バスで一本ね。やった!ついにロンドンバスに乗るチャンス到来、と、乗り込む直前になって気づいたのは、現金では乗れないということ。

どうやらオイスターカードという日本のスイカ的なのがあるらしい。どこで買えるの?とバス停に居合わせた人に訊ねると「そんなの買わなくてもコンタクトレスのマークのついたデビットカードで乗れるよ」と教えてくれる。

出国前にコンタクトレス・デビットカードに変えていた銀行カードが輝く時が来た!入るときにピッとかざせばいいだけ。これは簡単。

ちなみに旦那は該当するカードを一枚も持ってなくて、「私のカードで二人分まとめて払えない?」と運転手さんに聞いたら「無理だけど…うーん、いいよ、もう乗っちゃいな!」と、一人分の料金で載せてくれた。

2. カフェも...

手続きを終えたあとは近くのカフェでお昼ごはん。ここでも、支払いはキャッシュ扱ってないのよと言われて、クレジットカードで払う。

ちなみに、ロンドンってきっと食べ物が美味しくなくて滅入るに違いないと思っていた想像に反して、今のところ、食べるものは普通に美味しい。

3. 雑貨屋さんも...

さて、都心に戻るのにまた旦那のタダ乗りを無心するのは嫌だなと思って調べ直したら、もう一つ、コンタクトレスマークがついているのを見つけたのが、よくわからないけど便利と聞いて念の為に作っておいたWISEカード。

最初のアクティベーションは実店舗でパスコード使って買い物しないといけないので、ちょうど目についた小綺麗なお店で、子どもたちに、日本のおじいちゃんおばあちゃんに贈るためのクリスマスグリーティングカードを選ばせる。それで無事WISEカードも開通。もとい、このお店もキャッシュは扱っていないという。

4. 公園のキオスクも…

というわけで旦那にWISEカードを貸して、またバスでケンジントンまで戻り、午後は、公園の一角のプリンセス・ダイアナのメモリアルガーデンで子供達を放牧。

犬猫がいないので砂も綺麗。大きな木にはいろんな種類の鳥が来るし太ったリスが走り回っていて、子供も大喜び。

この公園。広々とした無料の遊び場にいろいろな遊具があるんだけど、周りには高い柵が巡らされている(その点は、バスの車窓から見た感じでは、他の公共の公園でも標準仕様みたい)。入り口のとこにはドアを開閉する係の人がいて、子供連れでない大人や、大人の同伴のない子供は入れない仕組みになっている。子供は大喜びで駆け回るし、大人は彼らが見えないところに行っても安心して休憩していられるというわけ。

公園にはキオスクもあるが、ここでもまたキャッシュはダメ。コンタクトレスカードのピッ、で、カプチーノやポップコーンなんかが買える。

5. キャッシュの出番は?

結局、コンタクトレス・デビットカードの用意があれば良いというわけだったが、日本円口座からポンドで引き出す場合のレートを考えると、早く現地口座を開きたい。しかしその口座開設のためには住所が決まらないとならないし、賃貸契約をするためにはある程度のまとまったお金が必要というわけなので、このあとたぶん出国前に用意したキャッシュの出番も、くるはず・・・たぶん・・・!

ちなみに、近くのスーパーマーケットやコインランドリーではまだ現金が使える。「まだ」と言ったのは、そのような日常の決裁の場面でもコンタクトレス・カードを持っていたほうがなにかとスムーズで、キャッシュ払いのレジには列ができるという状況だから。それからホテルも、ネット決裁だと週末の値段が倍以上に跳ね上がるのでフロントに相談したら、長期滞在だから延泊ぶんは通常レートでいいよということでキャッシュ払いを受け付けてくれた。

子供連れというのもあるかもしれないけど、おおむねロンドンの人たちって親切っていうか、気持ちに余裕がある感じがする。こちらの人たちだって、ブレグジットの影響で大変だとは聞くけれども。

だから、まあ、キャッシュが全く使えないということはないけれども、コンタクトレス決済のすすみっぷりを肌身で感じたDAY3でした。



いいなと思ったら応援しよう!