Iceland Day 10. Phenomenal Land
<English follows>
さて最終日、家族で10日間もロード・トリップしたらぐったりするだろうと覚悟していたんだけど、いや実に「もっと長くてもよかった」「また違う季節にも来たいね」と家族みんなで言いあうくらい、とても楽しかった。
朝11時の便のるために2時間前には車を返して空港に着いていたかったので、町なかのスーパーはまだどこもあいていなくて残念な思いをした。なので、ここでは本当は仕入れて帰りたかったおすすめグルメを紹介する。
アイスランドのおいしいもの
キャビアー(Kaviar)
キャビア、と言ってもチョウザメの卵ではなく、たらこの燻製を加工したものである。(たらこパスタ好きな人!)ゆで卵につけたり、ナチョスにつけたり、旅のお供に大変重宝した。塩見が効いていてちょっとピリ辛。サーモン色の「マイルド」もあるけど、私は普通のブルーのやつが好き。
干し鱈(þurrkaður þorskur)
どのスーパーでもいろんな種類が売ってる干し鱈。地元の人はバター(これまたアイスランド産がおいしい)を塗っておやつにするらしいが、家では1日かけて水で塩抜きしたものをジャガイモと玉ねぎと一緒にオリーブオイルで炒めて卵で閉じるポルトガル料理が子供の好物。
ラム肉
ロンドンではラム肉が手に入れやすいので週に1回は食べてるのだが、アイスランドのラムは家族がみんな「おいしい!」と口を揃えるくらい、はっきり別格だった。夏の間自由に歩き回る羊綺麗な水に育まれた苔と草しか食べないんだから、そりゃあもうスペシャルに美味しいわけ。生肉は難しくても、地元産のラムのソーセージ、少し買って帰りたかったなあ。
スキール(Skyr)
アイスランドは実は乳製品もおいしい。牛も、いい草と苔を食べて育っているからね。ロード・トリップのお供に持ち運びやすくて美味しかったのが、ヨーグルトとチーズの間くらいの「スキール」。ブルーベリーやキャラメルなどいろんな味のものが売っていた。「パフ(Puff)」、というメレンゲっぽいバージョンもあるが普通の方が私は好きだった。毎日、食べた。
また行く時には
アイスランドは一年中どの季節に行っても楽しめるらしい。夏は長い日中をフルに楽しむことができるし、冬はホットタブ付きのロッジに泊まって、湯に浸かりながらオーロラをみるのもいい。
もしまた夏に来るなら、ウエストフィヨルドの奥まで行きたい。今回駆け足で通り過ぎたスナイフェルネス半島にはオルカに会えるホエールウォッチング・ポイントがあると言うので、それも気になる。
逆に、私は行かないのは、火山観光と洞窟探検。どちらも人気のアトラクションだけど、実は爆発や崩落に対する恐怖が人一倍怖いビビり屋なので、それらはペルラン(博物館)で擬似体験するのでいいなと思う。
圧倒的に素晴らしいに違いないれど、「F Road」と呼ばれる山岳道路の奥の内陸も、オートマ車しか運転できない私は自力ではいけない。行くならプロのガイドを頼ることになるけど、それは日本の「雲の平」や「日電歩道」のように、私にとっては永遠の憧れだな。今回行ったところだって十二分に素晴らしく、地球にその場所が本当にあると知っているだけで、とても幸せな気持ちになれる。
遠く日本からだと時間のかかるリングロードは厳しいかもだけど、レイキャビクから近いブルーラグーンとゴールデンサークルだけなら、北欧旅行ついでの2、3泊でも楽しめる。4泊以上とれるなら、それに加えて、ブラックサンドビーチや氷河湖のあるサウスコーストか、スナイフェルネス半島にも行ける。どちらも後悔しない。とにかく魅力満載のアイスランド。きっと一生忘れない旅になるので、特に自然好きな人には全力でおすすめです。
全部書くのに時間がかかったけど、私のアイスランド旅行記はこれでおしまい。自然の片隅を借りて遊ぶので、機会を得ていく時にはくれぐれも羊たちや鳥たちに配慮してゆっくり運転をお願いね。その厳しい極地の片隅に根を張る草や苔にも敬意を払って、許されたところ以外には踏み込まないようにしてね。
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A Place That Brings Joy to My Heart
After a 10-day family road trip, I thought we'd be completely worn out, but to our surprise, we all found ourselves fully charged from wonderful nature till the last day. We even wished to extend the trip or return during a different season.
Regret was that we had to return the car 2 hours before our 11 AM flight, so we never had a chance to visit local supermarkets to pick up some delights to bring home.
Iceland is said to be enjoyable any time of the year. In summer, you can make the most of the long days, and in winter, it must be unforgettable to stay in a lodge and watch the Northern Lights while soaking in the warm hot tub.
If I were to visit in the summer again, I would explore deep into the Westfjordsoulds again. I also would love to do an orca watching on the Snæfellsnes Peninsula, where I had passed through quickly this time.
On the other hand, I’m not interested in volcano tours or cave exploration. Although they both are popular, I’m scared of explosions and collapses, so I think I’ll get my fill of those experiences at the Perlan Museum.
I’m sure it’s absolutely stunning, but I couldn’t go into the remote inland areas accessible only via the F-Roads. Since I can only drive automatic cars, I’d need a professional guide to go there. However, it may be an eternal dream for me, like Kumonodaira or Nichiden-Hodou (You must walk for many days to reach the sacred deep inside Japanese mountains). Just knowing that such places exist on the Earth makes me happy.
Well, I am approaching the end of my Iceland travelogue.
From far away Japan, the Ring Road might be too long, but if you’re already in Europe, you could enjoy the Blue Lagoon and the Golden Circle with a 2-3 night stay. If you had more than four nights, you could visit the South Coast with its black sand beaches, or explore the Snæfellsnes Peninsula.
Please drive slowly and be considerate of the sheep and wildlings when you get the chance to visit. Please also respect the grass and moss that root in this harsh corner of the world, and avoid stepping where you’re not allowed.
Iceland is simply full of charm. I’m sure it will be a trip you’ll never forget, especially to nature lover friends.