世界一のお金持ち
14世紀、アフリカのマリ国に、マンサ・ムーサという王さまがいました。
マンサ・ムーサはお金持ちでした。
どれくらいかって、世界の金の8割を所有していたとか。
彼は敬虔なイスラム教徒でもあったのですが、メッカ巡礼の旅に出る際の道中、金の延べ棒を配りちらかしたそうです。おかげで近隣諸国が10年続くインフレーションに見舞われたんだって!
歴史上最も多くの富を所有したお金持ちは、イーロン・マスクでもなく、ウォーレン・バフェットでもなく、桁違いのアフリカの王様、マンサ・ムーサだったのです!
その話を、私は子供が「黒人歴史月間」に習ってきたので知りました。
現代の長者番付・イーロン・マスクといえば、Twitter買収と大量解雇で話題になっています。それについてのTwitterの湧き方が酷いのでミュートがはかどります。直接関わったことのない相手を、この先関わる予定もないのに口悪くけなせる種類の人って、多分自分の現状に不満だらけで攻撃対象を探しているんですよね。距離を取るに限ります。
でも、日本で外資系で働いている人は、いつ自分の仕事が部門ごとふっとんでもおかしくないという前提で生きているはずなので、外野が騒ぐほどにはダメージ食らっていないと思うんだよね。まあ、人によるだろうけど。
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