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代替タンパク質の3大分野
非常に今後市場規模が大きくなるといわれている「代替タンパク質」。
今回はそんな代替タンパク質について、簡単にまとめてみました。
・3大分野
SDGsの観点から注目を集める代替タンパク質ですが、その分野は大きく3つに分かれます。
その3つは、「植物由来」「培養」「発酵」の3つです。
代替タンパク質といっても、開発されているのは肉だけではありません。
なので、ここでは「植物肉」のように、「肉」をつける表記を避けました。
では、それぞれについて簡単な解説をしていきたいと思います。
・植物由来
植物由来のタンパク質には、肉や卵、乳といった商品があります。
それぞれ大豆や緑豆から作られていることが多い印象です。
我々が、一番なじみのあるものだと豆乳なのではないでしょうか。
植物肉の開発だと、日本ではDAIZ株式会社などが行っており、実際にハンバーガーなどで提供されるようになってきているのです。
植物卵の開発は、アメリカを拠点とするEat Justが有名です。
・培養
培養だと、肉や脂、乳、魚が培養開発されています。
ただ、商品化には規制をどうするのかに壁があり、現在認可されているのは、シンガポールだけです。
とはいえ、培養は肉だけでなく、魚もできることが証明されており、今後も多様なモノが研究されていくと推測されます。
日本では、日清食品株式会社や日本ハム株式会社がとりくんでいます。
・発酵
発酵では、卵や乳、その乳を使ったアイスクリームなどが開発されています。
発酵には、「微生物発酵」「ホールバイオマス発酵」「精密発酵」の3つがあって、各企業が違ったやり方で行っています。
Perfect Dayというシンガポールの企業や、Remilkというイスラエルの企業が有名です。
・その他
以上が、3大代替タンパク質の説明になりますが、他には「昆虫食」もあげられます。
言葉通りの昆虫を使ったタンパク質を摂取できる商品の開発のことで、身近なとだと、コオロギを使った「コオロギせんべい」が無印良品等に売られています。