「ゴーストキッチン」周りの環境問題

今回は、こちらの記事の内容から知ったことを書いていきたいと思います。

・環境問題

アメリカでは現在、ゴーストキッチンが建設された周辺での環境問題について、企業と市民が協議している例が上がっています。

シカゴで2021年明けから議論が行われ、オークランドではまさにこれから話し合いが行われようとしています。（オークランドではまだキッチンが稼働していません。）

CloudKitchensが運営するゴーストキッチンは、1つの施設の中に複数飲食店・企業が作業するタイプのキッチンなので、当然建物がたてられる以前より交通量は増加するでしょう。

結果、請願書（petition）で寄せられる市民の声は無下にできないでしょうから、CloudKitchensは何かしらの対策をとることになるはずです。

ゴーストキッチンは他のセントラルキッチンとは違って、「多団体が同じ場所で作業する」＋「出荷のタイミングも団体によって異なる（toCを主顧客にしている飲食店とtoBを主顧客にする企業）」ので、こういった問題は今後も対策が求められるのかと思います。

どんなふうに問題が落ち着くのか注目したいところです。

・日本での事例

調べたところ日本でゴーストキッチンが原因で周辺地域と協議を行った事例をみつかりませんでした。

これは、アメリカより日本の方がゴーストキッチン浸透度が低いからなのか、日本がそういった周囲への配慮が細かくできているからなのか、はたまたそれ以外からなのかは分かりませんが、
今回のことで自分の取り組みが周囲環境へどう影響を与えているのか知っていきたいと、改めて強く感じました。