「パンフォーユー」のサービスは、パン屋の課題をどう解決するのか
今回は、こちらの記事について考察したことを書いていきたいと思います。
・パンの市場規模
パンフォーユーのサービスに触れる前に、パン市場全体についてふれてみたいと思います。
こちらはパン業界の市場規模で、微増していることが分かります。
生産量は大きく変化することなく推移しているようです。
新型コロナウイルスが流行し、学給パンの生産が大きく減る中でも、パンに使用された小麦粉の量が増えています。(生産指数は対前年比▲0.1%、46Pに記載)
ただ、これは「パン業界」のデータで「パン屋」のデータではありません。
製パン企業のデータも「パン業界」には含まれています。
パン屋市場はというと、こちらの記事にあるように、市場規模は減少していて、それにともなってか倒産の件数も増えてきているのです。
売上が上げることが難しくなっているのだと推測しています。
・パンフォーユーのサービス
パンフォーユーのサービスは、上述した全国のパン屋さんの売上をあげるための課題を解決できる可能性があると思います。
例えば、地方のパン屋で販路拡大が難しい、地域の人口減少に伴って売上獲得が困難になる、といった課題です。
パンフォーユーが保有する冷凍技術と、提供されるサービスを使えば、課題解決に至れるのではないでしょうか。
toCサービスである「パンスク」や、toBサービスの「パンフォーユー・オフィス」は特にそれにあたるでしょう。
上述のように、パンの消費そのものは伸びてきており、全国のお客さんへ自店舗のファンになってもらえる機会になりそうです。