見出し画像

母校に行く前に立ち寄った三光園の思い出の味

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日はおそらく30年ぶりに、我が母校に行ってきました。ひさびさに降り立ったJR飯田橋駅周辺は、当時の面影を残す思い出の店がほとんどなく、高層ビルが立ち並ぶ立派な街へと変貌を遂げていました。

数年前に、私にとっては青春の味の代表格だった、ホイコーロー定食(通称:ホイ)が代名詞だった「えぞ松」が無くなったのは知っていました。なので、100人餃子や1升チャーハンで有名な「神楽坂飯店」以外はおそらく無いだろう・・・そう思っていた時、ふと思い出したのがこのお店でした。

三光園」は、学生時代に何度か行ったことがある思い出の店。値段が安くて、どこか懐かしい味がする・・・そんなお店でした。女将さん曰く、8年前に店舗を建て直したらしく、お店はかなり綺麗になっていました。

ラーメンがいまだ550円。個人店ゆえの努力の賜物。器いっぱいに盛られた半チャーハンも安価なので、思わずホッとします。チャーハンは、極々シンプルで素朴な味わい。そしてラーメンは、私のような世代にとっては、思わず「これこれっ!」と唸ってしまうような、どこにでもありそうだけど、味わえる店が少なくなっている・・・そんな昭和なテイストに、思わず涙してしまいそうでした。

女将さんに聞いたところ、最近の飯田橋はチェーン店の進出や、高層ビルの乱立によって、昔ながらのお店がどんどん撤退してしまっているとのこと。仮に高層ビルのテナントとして再出発しても、テナント料を貰う側になった方が収益が上がることに気付いて廃業してしまう・・・そんな流れが続いているそうです。コロナ渦が更なる追い打ちをかけたとも。しかも、最近の若い人たちは味付けが濃い目のモノを好む傾向にあり、お洒落なお店も増えたため、昔ながらのお店が余計にやりにくくなっていると聞き、時代の無常な変化がこんな場所でも起こっていることに気付かされました。

私自身、最近は好みが昔味わっていた醤油ラーメンへとシフトし始めていて、三光園のシンプルなラーメンは、まさに描いているそのものと言うべき逸品だと感じられるようになりました。脂っぽいラーメンよりは、よりシンプルな・・・出来ればナルトが入っている方がいいなぁと。

だからこそ、飯田橋駅周辺の変化を直視した場合に、他人事ではないな・・・そう感じました。

ただ、駅周辺の変化は序の口で・・・我が母校に行った時の驚きはそれ以上でした。私自身、学生時代はバンドの練習(音楽系の部活には行っていました)で、過ごす時間が多かった母校。酔っぱらって中庭で寝ていたこともあるくらい、馴染の場所は劇的な進化を遂げていました。「あの場所が昔の○○」など、懐かしさを感じようとしてしまうのは、やっぱり歳を取った証拠かなと(苦笑)

なぜ、我が母校に行ったのかは、明日綴ろうと思います。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集