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「どうにもならない」を「どうにかしよう」

どうも、ウクモリ ヒロオです。

最近、お客様や協力先に行くたびに、景気が悪いという話題を耳にするようになりました。生産ラインが止まってしまっている・・・そんな状況も見受けられる昨今ですが、ありがたいことに私の会社では、新たなご相談が増えています。しかも、全くの新規というケースも多く、ご縁を広げる努力をしていて良かったなと感じています。

「どうにもならない」を「どうにかしよう」

今日のタイトルは、私が日頃気にかけているポイントのひとつです。このnoteで何度も語っているように、私と私の会社のここ数年の出来事だけ振り返ってみても、「どうにもならない」を「どうにかしてしまった」ケースが増えています。まだまだの状態なので、偉そうなことは決して言えませんが、少しずつではありますが件数が増えているのは確かです。

私は、どうにもならない状況が、本当にどうにもならないかどうかを考えることが多くなりました。実は、思い込んでいるだけだったり、ちょっと視点を変えたら別の解釈が出来たり・・・意外と次のステップが見つかることがあります。また、自分だけで判断せず、可能な限りより多くの情報や意見を取り入れることも大切にしています。特に、部品や素材開発などの相談の場合は、ここ数年で私以上に知識豊富な社員が増えたので、チャットで皆と相談した方が適切なパートナーを、スピーディーに紹介が出来るようになりました。この2週間で、2社の新たなお客様からご発注いただけたのも、チームプレイで対応したからだと自負しています。ありがたい限りです。

元をただせば、13~4年ほど前に、今でいうサービスロボットの分野で何か貢献したいと思った時、従来の枠に捉われないやり方が求められました。「小ロット対応」「短納期対応」「異素材対応」などといった、今では当たり前の対応を試行錯誤しながらチャレンジした時代がありました。協力先からは商習慣上やってもらえないことも多く、状況を理解してもらうところから始めなければならなかった当時を思い出すと、あの時に諦めて従来通りのやり方だけで生き抜こうと思わずに良かったと感じています。

そういったオーダーメイド的な相談に対し、少しずつ成果が出てきたので、口コミで相談が舞い込むようにもなりました。私が手一杯になった時、代わりに案件を引き受けてくれた社員は、今ではスタートアップの良き理解者として、従来のやり方に捉われずにきめ細かく対応してくれています。

「どうにもならない」を「どうにかしよう」

このような、課題を解決するスキルが求められる時代になりました。自社だけでどうにもならない場合は、一緒に伴走してくれるパートナーを探す。私の会社は、かなり早い段階でメーカーから商社へと業態変換しました。今思えば、その決断は時代にマッチしていたんだなと。

昨日もまた、今までとはベクトルが異なる相談をいただきました。3年前であれば、おそらく皆目見当もつかない内容でしたが、今日数時間かけて検討してみた結果、お役に立てる可能性が高いことが分かり、具体的に検討を始めることにしました。対応幅が広がったからこそ、可能性が見えてきました。オファーにつながるかどうか、今から楽しみです。

こんなことを考えつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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