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笑顔でさようなら ー菅沼孝三さん追悼ライブー

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日は半休をいただいて、新横浜に行ってきました。私にとっては比較的なじみのある新横浜NEW SIDE BEACH!!というライブハウス。横浜アリーナの一角にあり、最近はANTHEMやZIGGYといった私にとっては「世代な」アーティストがライブをやっています。数年前、SABER TIGERの下山武徳さんや坂本英三さんが出演した新年のライブに参加したことがありましたが、それ以来となります。

DED CHAPLIN

昨日はDED CHAPLINのライブでした。先月、手数王として親しまれた名ドラマーの菅沼孝三さんががんとの闘病の末に他界されたため、当初は孝三さんを激励するためのライブでしたが、気が付けば追悼ライブになってしまいました。

孝三さんの代わりにドラムを叩いたのは、西田「RYU」竜一さん。最近ではLOUDNESSのサポートドラマーとして活躍していて、今回のライブは二井原さんとのご縁から…と言いたいところですが、西田さんは元々VIENNAというバンドで藤村(茶々丸)幸宏さん、永井敏己さんとご縁がありました。しかも西田さんの後任としてVIENNAに加入したのが、考三さんだったということを考えれば、二井原さんは「オファーしたけどみんな断られた」と言っていましたが、最適な人選だったといえます。

「死ぬまでRock’n Roll」

18時少し過ぎに暗転・開幕したのち、2018年のCHACHAMARU生誕祭の時と同じく、「死ぬまでRock'n Roll」でライブがスタート。若干乱れがあったものの、かなり良い感じに仕上がっていてビックリ。この曲は、ドラムがさりげなく難しいので、流石は西田さんだな…と。

二井原さんの歌声もチカラが籠っていて、孝三さんをしっかりと追悼したいという想いが観客にも伝わってきました。

「Far Away」

二井原さんが背を向け、ドラムの前で動けなくなり歌の出だしでも歌えず…感極まって涙していたことを観客も悟った瞬間、孝三さんは遠く彼方に行ってしまったんだなとの思いが込み上げて、涙しました。

「You so far away」

このサビが心に響きます。あの奇跡的なドラミングがもう見れないんだ…残念で堪りません。

「Rock The Nation」

手数王の真価が判るこの曲。元々、孝三さんと西田さんでは叩き方が根本的に違うため、正直なところ西田さんが本当に辛そうでした。ただ、非常に短期間でここまで仕上げてきたことには驚くばかり。1月18日に同じ場所で、同じメンバーでライブをするそうなので、その際には完璧に仕上がっているかもしれないです。
(当日もDed Chaplin名義で超早めのバースデーライブをと言っていました)

西田さんであっても、この曲はハードルが高かったのがとても驚きで、むしろ孝三さんの凄さを如実に表していました。例えば、この曲だけゲストで叩き方が近い川口千里さんあたりが叩いたら、何気に面白いかもしれないなと思いました。

笑顔の中、見送り出来たかも

序盤で、二井原さんの不意打ちの涙でしんみりはしたものの、ライブ全体を通じては笑顔でお見送りが出来たのかなと感じました。

昨日は開場よりもかなり早く到着し、先行物販に参加出来たため、孝三さんの直筆サインが入ったクリアファイルを購入出来ました。追悼ライブでまさかの直筆サイングッズが販売されているという、不意打ちまで食らった私。
これまで以上に孝三さんのファンになってしまいました。

笑顔と白熱の演奏が交錯する、とても良いライブでした。無理して平日の半休を取得して良かったです。


こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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