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暗譜のいいところと困ったところ

ウクレレのレッスンに通っていたころ、先生からしょっちゅう「暗譜したら?」と言われたけど、いつもスルーしていました。
暗譜してまで弾きたい曲、というのに出会っていなかったのかも。

それが去年、2曲暗譜ができて(しかも5分超えの!)、いまもう1曲の暗譜をしているところです。

長年のウクレレ歴で初めて暗譜してみて、思ったことがいくつか。

いいところは、まあ当たり前だけど、楽譜がなくてもサラッと弾けることですよね。
ちょっと何か弾くってときに、すぐ弾けるのは何かと便利です。

それと、楽譜を追うストレスがないこと。楽譜を追うことがストレスだなんて、今まで感じたことがなかったけど、見なくて済むのは意外なほど楽でした。

そして、やっぱり楽譜を見ながら弾くと、正確に弾こうみたいな気持ちが働いていたらしく、暗譜した曲は、弾きながら自分で「ここはゆったり弾こう」とか「ここは音を小さくしよう」とか、曲の表現を考えるようになりました。

なので、私は暗譜の先にやっと、表現っていうのが見えたようなのです。

いいことだらけの暗譜ですが、ちょっと困ることも…。

せっかく暗譜した曲、忘れたくないので、毎日1回は弾くようにしています。何日か空いても大丈夫だとは思いますが、忘れるのがこわくて。

まあ、好きな曲だからいいけど、それでも1曲5分超え、ちょっと大変です。

よく、いったん暗譜した曲をしばらく弾かないでいたら忘れて、また暗譜しなおし…の繰り返しだよ、って話を聞くけど、どうしてもその踏ん切りができない。

これで暗譜曲が増えたらどうなることやら。未知の世界に行ってみようと思います(笑)。

それと、たまに、間違って覚えていることがあるんですよね。特にリズムのちょっとした間違いは珍しくなくて、音源を聞きなおしたり楽譜を見直してみることも大事だなーと実感しました。

KYASさんのプライベートレッスンでも指摘された箇所がありました。気をつけなくちゃ。

何十曲も暗譜している人の頭の中、どうなっているのかなぁ。そして、どうキープしているのかな。

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