【スト6】スト6でストレスを溜めずに遊ぶ方法【中年妻子有視点】
スト6をやっていて身近で感じたのですが敗北、キャラ、操作タイプ等に対して結構イラついている人が多いと感じています。ぶっちゃけアレなバージョンなので仕方ないとも思える
自身も昔は格ゲーをやるたびに本当に負の感情に支配されていた経験がありまして、ストレスを溜めるためにゲームやってんじゃないか?と思えるほどでした。ですが今は違っていて、イラつくことは基本的にありません。というかイラっとしそうになる成分を遮断して立ち回れるようになりました。
というわけで、自由時間が少ない中年がゲームでイラつくというのは悲しいだけですのでそれをブロックする方法について色々書いてみたいと思います。中年の方、家族がいらっしゃる方、あまりゲームに時間を掛けられないけど格ゲーが好きな方へ少しでも何かの足しになればと思います。
▼はじめに
最初に、いきなり注意喚起となります。
(偉ぶってる感じだったらすみません)
「イラつく事」それ自体は格闘ゲームの性質上回避できないと思います。
ただその感情をSNSで発信している方がたまにいらっしゃいます
気持ちは分かります。イラっとするときは本当にしますので。
ただこのSNSに痕跡を残す。という行為が企業に所属して働いている方の場合かなりのリスクとなります。ボカしますがSNSの発信は思っている以上に把握できます。
なので個人的には自由気ままにSNSで発信できるのは「個人事業主」か「無敵の人」だけだと思っています。
企業に所属していて、家庭や守るべきものがある方は改めて個人の感情は意識してSNSに載せないように徹底した方が良いです。そもそも「SNSへの参加自体しない方がいい」のですが例えば美味しいご飯を食べたら共有して受け取った側も幸せな気分になれたりしますので結論お任せというか、バランスが大事なのかなと思っています。
ということで当然というか、当たり前すぎることを最初にお伝えさせていただいたうえで改めてスト6で可能な限りストレスを溜めずに楽しめる方法を中年視点で書いてみたいと思います。
▼勝ちと負けの重み、係数について
まずストレスのメカニズムみたいなものなのですが、
「勝ちと負けでは基本的に【負け】の方が圧倒的に心的比重が重い」ことを
ご理解ください。これを飲み込んだ上で対戦に挑むだけで大分違います。
簡潔に言うと勝ちをプラス。負けをマイナスとした場合、このプラスマイナスが1勝1敗でイコールになりません。基本的にマイナスの方が数倍以上高いです。例えば
7勝3敗で勝ち越してるのに、イラつきはしないけどなんか釈然としない。
ってこと。あったりしませんか?
人の性質上、上手くなればなるだけ。本気で取り組んでいるだけ、細かいことを感知して改善し最適化する仕組みになっているので
敗北時に「もっとこうできたのではないか」「取り組みが甘かった」みたいな自責的な感情が渦巻きやすいものだからだと思っています。
※学生時代に取り組んでいた何かや仕事でも同じことが言える・言えたと思うのですが格ゲーも同じ。って感じです
なので負けた場合は次回への対策として、「次に活かそう。今日は勝ち越せたのだから良しとしよう」と考えマイナスの重みを減らし、
逆に勝った場合は「どう勝てたか」「取り組んでる何かを上手く取り込めたな」等、勝因を分解し、飲み込んでプラスの重みを上げて対戦を終えることをクセ付けられると良いです(難しいですけど)
極端な例ですが10連敗してモニタを叩き割ったとして、じゃあ10連勝したら上等なホールケーキ買ってお祝いするのかっていったらしませんよね。
意識して勝敗の質をコントロールする必要があるわけです。
▼ランクマをしない
自分はストレスを溜めにくくする方法として一番有効だと思うのがランクマをしない。だと思っていて実践しています。
いきなりメインコンテンツに対して何言ってんだお前は。ってなると思います。私もそう思います。ただこれについては下記の条件が満たせない場合はお勧めしない。という感じでして、ランクマの魅力というか中毒性については理解できますので、それでもやる!について止める言葉はありません。ストレスを溜めすぎないように上手くセルフコントロールできると良いのではと思いつつ、条件や方法についてMASTER到達前と到達後で分けて色々書いてみます。
・MASTER到達前
まず最初に対戦するキャラを絞ってください。
カプコン公式が毎月使用キャラの比率を出してくれています。
https://www.streetfighter.com/6/buckler/ja-jp/stats/usagerate
ここの上位7キャラはランクマしていれば嫌でも当たりますので避けて通れません。大体で良いので「こう戦おう」のプランを持ちつつ向き合ってください。ただ生理的に無理なキャラ等が居る場合は付き合わず1回対戦して勝敗関係なく抜けるのをお勧めします。
下位7キャラに対してはスト6に居ないキャラとして扱い、同じように1回の対戦で抜けるのをお勧めします。徹底的に関わらないで良いです。
例えばダルシムなんかはこのキャラ専用の戦い方が求められる要対策必須中の必須キャラになりますが全体で1%も使われていないレアキャラです。それなら存在していないキャラとして扱った方が効率が良いよね。っていう話になってしまうわけですね。
※こういう戦い方をしてもスト6はMASTERに行けると思います。この点については良ゲーだと思います。とっつきやすいという意味で
ただ、ここまで書いておいてなんですがMASTER到達前までは何となく対戦しているだけだったり、ひたすら対戦し続けていればなんとかなる場合が多いです。その前にストレスで発狂しそうになってしまった場合は上記方法を取ると良いのでは。みたいなイメージです。
・MASTER到達後
ここからが(本来面白い部分・醍醐味なはずなのですが)大変かつストレスの温床となってくるのかなと思っています。
24年8月現在22体いるキャラに対して「合っていてもいなくても良い」ので「こう戦おう」「この技にはこれを返そう」等のバトルプランというか、おおざっぱでも良いので対策方針が決まっていないキャラがいる場合は真っ先にそこを固めていった方が良いと思います。
※おおざっぱと定義しているのは対策精度自体は数をこなせば勝手に上がっていくものだからです。後、体感しないと精度の高いもの自体が出せない
何を返したらいいのか分からない端攻めや特有の連携・セットプレイをされた場合、勝率がかなり下がる上に、これをされている格ゲーが一番ストレスが溜まります。
基本的にMASTER以降は相手がこの対策をしてきている前提で物事を考え、それを使う相手が何を重視して攻めてくるのか。自分はそれに何を当てて返すつもりなのかをラウンド中やラウンド間で考える必要があるため、事前知識が必須になります。
ランクマッチは基本的に対策深度で勝敗が付く場合が多く、当たった相手キャラを自キャラと同じレベルで把握していないと勝てないように設計されていることにご注意ください。MR帯に行った途端この世界に放り込まれるイメージになります。
対策プランがある程度まとまっていれば敗北しても腹落ちするというか「これが良くなかった」を先に思考することができ、次はこうしよう。ああしようと対策深度も上げることができ、ストレスもある程度緩和されるはずです(殆ど無いと思いますが…)
この状態で日々アップデートしつつ格ゲーに取り組めるのであればランクマしても良いのでは。になるわけです。
しかしながら我々中年妻子有。
時間が無いため22キャラも対策する時間なぞありません。
又トレモと対戦に「対策」を取り込むと2時間はそっこーで終わるためガチでやるには時間が足りないと断言できます。
全体勝率を上げないとMRは上がらないようになっているため数字的にも内容的にも満足いく戦いができず、ストレスが溜まりやすくなります。
なので上記対策ができないならランクはしない方が良い。になる感じです
▼ランクマをしないについて。終わりに
というわけで、ストレスと効率にのみ焦点を当てて色々書いてみましたが、こんな事考えずに対戦していてただ楽しい。っていうのが理想です。
あーだこーだ理由をつけずにスト6を起動して対戦する1~2時間がただただ楽しく、明日の仕事に向けてのリフレッシュにもなり趣味として最高だ。がべストで、ノーストレスだと思います。
ただ、今って色々な価値観があると思うんです。スト6に取り組む人の状況(使える時間・家庭環境)から全然違うだろうし、昔からやってる人もいれば今回初めて格ゲーやってる人もいる。モダンやクラシックで操作タイプも違えば突然アップデートでキャラが強くなったり弱くなったりするしで
「これが自分にとっての格ゲーでありスト6だ」
という理想や思想みたいなものがプレイヤーの数だけ有り、全員が同じ方向を向くのって最初っから無理な気がするんですよね。
けれども基本的には「ランク・MRで絞られ、つええ奴がえれえ」の構図になるしかない為色々腑に落ちず、ストレスが溜まるんだと思います。
加えて強さを求めて取り組もうとした場合、検索するとプロや猛者の取り組みや価値観が動画・配信・SNSで見つかり自身の身の丈に合わない確率の方が高く、じゃあと緩く自分に合った遊び方を見つけようとした途端に見つけるのが難しくなります。極端なんですよね。
なので「中年は前提作業として対戦環境の線引きを行ったうえで格ゲーを遊ぶ」っていうのが今風なのかな。と思っています。
※本気でキャラ対してMR上げるためにランクマし続けられるにはそれ相応の身分でないと無理だと思う。
洋ゲーに多いのですが、ゲームを始める前に難易度設定っぽい画面に飛んで異常に細かく各項目を設定してから始まるってパターン。結構あると思うんです。あれはここまで書いてきた内容に似ていて、多種多様な価値観がありすぎて集約できないので自分にとっての~~は自分で決めて楽しんでください。っていう開発側からのメッセージなのかなと思って受け取っています。
それをスト6でもやってみると存外ストレスは溜まりにくいですよ。っていう話なわけですね。
▼終わりに
ということでまとめると
・思いは自分の中で完結させSNSで物申さない事を徹底する
※家庭のある方、会社に所属している方に限る
・ランクマをするならキャラ事の対戦プラン・対策をある程度決めてから
・価値観は自分の物のみを信じる
・合わないキャラ・モードとは徹底的に向き合わない
になります。
合わせて私の最近のプレイスタイルも載せておきます。
・友達と通話しながらカスタム対戦
これが一番楽しく、全てです。これができない日に下記を行っています
・バトルハブ
知らない人と対戦する際はバトルハブのみ自分で台に座り待ち受けのみ。「合う」キャラ・プレイスタイルの人とは連戦するが「合わないな」と感じたら即対戦を終了する
・レベルが高すぎると感じる人とは連戦しない
指導対戦はフィードバックがもらえる状況じゃないと得られるものがほぼ無いため
・自分の取った択に対して同じ場面が発生した際、意識して色々と手を変えてくる人とは勝敗関係なく相手が離れるまで連戦する
短時間でレベルアップしやすい
以上となります。
めちゃくちゃ長文になってしまいましたが大体こんな感じです。
そもそも格ゲーという激深コンテンツに本腰入れて良い身分じゃないのは自覚しています。
文章書いている最中から答えは出ていて、同じくらいのレベルの友達とゲーム以外の事を話しながら格ゲーをする。のがいっちゃん楽しい。で完結すると思っています。近所のゲームコーナーで友達と遊んでた頃と一緒です。
(ただ以前の記事でも書きましたが中年になってから友達を作る。の難易度が異常に高いのでそこだけですね本当に…)
何かありましたらnoteやXでご連絡頂ければ必ず返信しますのでお気軽に頂ければと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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