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楽天スーパーセールでのふるさと納税で失敗したので教訓としてまとめます

年末の楽天スーパーセールにあわせて、今年もふるさと納税をしてきました。

ふるさと納税は購入金額、というか寄付金額が大きくなるので、ポイントを大量に獲得しやすいチャンスとなります。
特に楽天スーパーセールの時期は、お買い物をするショップの数が増えるほどお得になる買い回りキャンペーンというものをしていて、こちらは色んな自治体に寄付をするというふるさと納税と非常に相性が良いです。

ということで今回も年末の駆け込み需要に合わせてふるさと納税をしていたのですが、正直に申し上げると失敗しました・・・
おそらくポイントで考えると1万ポイントくらいは負けてしまったと思います・・・


来年からはふるさと納税のポイントに関して、制度改正も入ってきます。
このタイミングで失敗を教訓として活かすことで、来年の「ふるさと納税ポイント獲得戦略」を練っていきたいと思います。

ということで、本日の目次はこちらです。


それでは今日も行ってみましょう!

今回の記事は音声でも配信しています。
お好みに合わせてご利用ください。


ふるさと納税とポイント還元キャンペーン

楽天スーパーセールの活用

まずはふるさと納税とポイント還元キャンペーンについてです。

ふるさと納税で同じ金額を寄付するなら、ポイントを貰ってお得に寄付したほうが良いですよね。
実際にAppLivの調査によると、ふるさと納税利用サイトでもっとも人気なのは、楽天ふるさと納税だそうです。


楽天ふるさと納税の中でも、狙いたいタイミングは3, 6, 9, 12月にある楽天スーパーセールです。
このタイミングでは買い回りキャンペーンというものがあり、ショップ数が1つ増えるごとに、楽天ポイントが+1倍されていきます。


こちらの仕組みは、複数の自治体に寄付するふるさと納税の仕組みと非常に相性が良いです。
たとえば、10個の自治体に1万円ずつ寄付したとすると、+9倍となって非常にお得です。(実際にはこの時点で罠があるのですが、それについては後述します)


ただ、私も今回の年末にある楽天スーパーセールを狙ってふるさと納税をしたのですが、1つ大きな失敗をしてしましました。
返礼品を1つ1つ選んでいる際はポイント還元率が順調に増えていって喜んでいたのですが、7つ目くらいの自治体に寄付をしたときに異常に気付いたのです。

「10倍以上だったポイント還元率が、いきなり4倍とかに減っている・・・」

と・・・


買い回りポイントの仕組みと上限

最初は何が起こったのかはわかりませんでした。
ただ、ポイント還元率のページをゆっくり眺めていると原因に気づきました。

そうです。
買い回りキャンペーンには、7000ポイントまでの付与という上限があるのです。


例えば、8ショップ買いまわると+7倍となりますが、仮にこの時点ですでに10万円利用していると7000ポイントになります。
ふるさと納税は金額が大きく、買い回りもしやすいので、簡単に上限にいってしまうのです。

本当はもっと細かい計算になるのですが、とりあえずザックリ把握するだけであれば、今の説明で十分です。
もし、もっと詳しく知りたい場合は、以下のブログがとっても詳しかったです。


また買い回りキャンペーンだけでなく、楽天モバイルの特典であるSPUポイント4倍も、2000ポイントという上限があります。
こちらは5万円の買い物で2000ポイントの上限となってしまうため、こちらもスグに上限となってしまいます。


ふるさと納税は、高額なお買い物になりやすいです。
私は15万円分ほど、ふるさと納税ができるのですが、もしも最大限ポイントを獲得できたとすると、

  • 最大10倍になる買い回りキャンペーンで15,000ポイント

  • 4倍になる楽天モバイルで6,000ポイント

合計21,000ポイント貰えるはずでした。
今回は上限に引っかかって9,000ポイントしかもらえなかったので、12,000ポイントも損をしてしまったことになります。本当に残念です・・・


ふるさと納税は計画性が超重要

ただ、大事なのはここからです。
後悔しているだけで意味がありません。
失敗を次回の教訓と生かしていかなければならないのです。

ということで、今回立てた来年からの計画はコチラとなります。

  1. ふるさと納税は年末に一括で行わず、年4回に分けて、スーパーセールのタイミングで分散して寄付する。

  2. 1回のスーパーセールで寄付できる上限額は、ポイント上限が来るのが早い楽天モバイルに合わせて50,000円とする。

あとはこの計画を確実に実行できるように、Googleカレンダーにタスクとして登録しました。

これでふるさと納税で、最大限ポイントをゲットするための具体的な戦略を立て、タスクを設定することができました。


ふるさと納税のギリギリ寄付テクニック

今回の戦略を立てるときに色々と調べていたら、楽天公式のふるさと納税年間計画というページを見つけました。
これが結構わかりやすくておすすめです。


私もふるさと納税が始まった最初の年から、ずっとふるさと納税を利用し続けているのですが、そんな私でも初めて知る細かな戦略がたくさん載っていました。

特に良かったのが、簡易シミュレータと詳細シミュレータの使い分けです。
みなさんは簡易シミュレータと詳細シミュレータをどう使い分けられていますか。

私は今までだと簡易シミュレータしか使っていなかったのですが、楽天のページで紹介されていたのは、

  1. 年の初めに簡易シミュレータで大体の金額を把握する。そして、年末まで計画的にふるさと納税で寄付をする。

  2. 年の終わりの源泉徴収票を受け取ったあとに詳細シミュレータを利用する。正確な金額をもとにギリギリまでふるさと納税で寄付をする。

というものです。


私は毎年、簡易シミュレータで出された金額よりも、ちょっとだけ少なめに寄付をするようにしていました。
源泉徴収票で意外と所得が少なくて、「予想より多めに寄付しすぎていたら嫌だな~」という気持ちがあったからです。

でも、これからはこのギリギリ寄付テクニックを利用することで、最大限ふるさと納税を活用できます。


今後の注意点

ここまでは、ふるさと納税で最大限ポイントをゲットするための計画についてお話してきました。

ここで1つ重要なニュースがあります。
ふるさと納税を管轄している総務省が、「来年の10月から、ふるさと納税でのポイント付与を禁止する」と発表したのです。


現在はこの発表を受けて、楽天が反対するためのネット署名を集めています。


私も署名したのですが、署名といってもボタンを1クリックするだけなので一瞬で終わります。
「これからもふるさと納税でポイントを受け取りたい!」という人は、ぜひこの機会に署名運動に参加しましょう。


とはいえ、この署名を持って楽天が総務省に申し入れを行ったとしても、ポイント付与禁止が撤回されるかどうかはわかりません。

私たちが来年のふるさと納税のためにできることは、現在確実にポイントがもらえるとわかっている2025年9月までに、計画的にふるさと納税を終わらせてしまうことです。

制度がどう変わるかはわかりませんからね。
今は、一番可能性が高いプランで、お得にふるさと納税していきましょう。


私の返礼品の選び方

最後におまけとして、返礼品の選び方についてです。
皆さんのご家庭では、どんな風に返礼品を選ばれていますか?

わが家ではいつも年末の忙しい時期に焦ってふるさと納税をしているので、大体はランキングの上位から順番に寄付の上限額になるまで選んでいきます。

その時に選んでいるのは主に食料品です。
一時期はアラジンのオーブントースターなど、家電を選んでいた時期もありました。
ただ家電はどんなに還元率が高くても、中古であればメルカリとかで安く変えてしまうんですよね・・・

その点でいくと食料品には中古という考えはないので、損している感覚が少ないです。


またシャインマスカットやカニのような、近所のスーパーではあまり買えないようなものを意識して選んでいます。
これも還元率を気にして米とかを大量に買ってしまうと、「言うても品種を気にしなければ近所のスーパーの方が安いしな・・・」という気持ちになってしまうからです。

ということでわが家は、

  • スーパーでは買えない珍しい食料品を

  • ランキングの上位から順番に

  • 限度額ギリギリまで買っていく

こういったスタイルで返礼品を選んでいます。


みなさんはどんな風に選んでいますか?
お買い物が純粋に好きな方であれば、ショッピングとして楽しみながら選んでいたりするかもしれません。

私はどちらかというエンタメとしての楽しいお買い物というよりは、節約としての淡々とした作業といった感じなので、今までお話ししたような選び方になっています。

なんだかあらためて考えてみると、節約にとらわれたモンスターみたいでちょっとかわいそうですね。
まあいんですけど。


まとめ

ということで今回は、ふるさと納税での失敗から得られた教訓についてお話しさせていただきました。

ふるさと納税は年々少しずつ改悪されていますが、それでもやらないよりはやる方が確実にお得です。
また扱うお金が高額になりやすいため、今回のように10分で学べることだとしても、1万円以上得することだってあるのです。

だからら、これからも定期的に新しい情報を仕入れて、お得に節約していきたいですね。

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