家族で感じる沖縄北部の魅力:透き通るビーチと森カフェで心に残る夏の思い出
8歳の息子と2歳の娘、そして夫婦の4人で、沖縄の北部にある本部地方を訪れました。
那覇空港から車で約1時間半、名護市街からは30分で到着するこの地は、自然の美しさと穏やかな時間が流れる場所です。今回の旅では、もとぶ元気村や瀬底ビーチ、そして絶景を楽しめる山の上のピザ屋「花人逢」を巡りました。
もとぶ元気村での出会い
朝9時にホテルを出発します。2歳の娘がいないと思ったら、一人でエレベーターホールに行き、エレベーターを呼んでくれていました。
少し冷やっとしましたが、彼女の旅への前向きな気持ちに嬉しくなりました。
最初の目的地は美ら海水族館の隣にあるもとぶ元気村。入り口ではウミガメやナマコと触れ合い、息子と娘は大喜びでした。
予定していた海釣りは暑さと釣り堀の狭さから断念しましたが、昨日のやんばるトレッキングでの教訓を活かし、真夏の沖縄では無理をしないことにしました。
車で行ける離島「瀬底ビーチ」
次に訪れたのは、ヒルトンの目の前に広がる瀬底ビーチ。
青く透明な海と白い砂浜が広がり、まるで別世界に迷い込んだかのようでした。
2歳の娘は最初、強い波に怯えていましたが、抱っこして一緒に波に当たると、「あはは!ばしゃーんしたね!」と笑顔を見せてくれました。
8歳の息子とは、カラフルな魚を見ながら海で遊びました。
彼が私を浮き輪代わりにしてくるので、ゆっくりする暇はありませんでしたが、「一人で落ち着いて海に浮かべる日が来たら、それはそれでさみしいのかな」なんてことを考えてました。
干潮に近づく頃には兄が妹を気遣いながら2人で遊んでいて、普段は怒りっぽい彼の成長を感じるひとときでした。
山の上のピザ屋「花人逢」
午後3時半、遅めのランチに向かったのは、山の上にある景色の良いピザ屋「花人逢」
狭い道を進むと、本当にレストランがあるのか不安になりましたが、到着すると驚きの光景が広がっていました。
娘が車で寝ていることを伝えると、店の方が座布団をつなげてベッドを用意してくれました。
その気遣いを肌で感じて、店員さんはとてもやさしい人たちなんだと感じました。
ピザは熱々で、にんにくの香りが食欲をそそり、息子も大人と同じくらいの量を食べて満足そうでした。
高台から見える海と本部町山々の景色は、まさに絶景で、心が洗われるようでした。
新垣ぜんざい屋でのひととき
食後は山を下り、新垣ぜんざい屋へ。
昔ながらの沖縄の町並みが広がる中、町駅市場の目の前にあるこの店は、地元の人々に愛される場所でした。
おみせは小さな食堂といった風体で、おばあさま2名で切り盛りされていました。
ぜんざいは350円で、たっぷりのあずきが入っており、食べ応えがありました。
ユニークな券売機で、ぜんざいを一人前から20人前まで選べる仕組みがあり、地元の運動会などでの大量注文に対応するための工夫だと知り、感心しました。
シンプルな方法で業務を効率化するとても素晴らしい改善です。
旅のつづき
この旅を通じて、家族それぞれが新しい経験をし、成長する姿を見られたことが何よりの収穫でした。
沖縄の美しい自然と温かい人々に触れ、「旅って良いな。家族って良いな」と改めて感じることができました。
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