読書:『ゴリオ爺さん』読み始めたよ!

ゴリオ爺さん』(ゴリオじいさん、仏:Le Père Goriot)は、19世紀フランスの文豪オノレ・ド・バルザックにより、1835年に発表された長編小説で代表作。作品集『人間喜劇』のうち「私生活情景」に収められた。

ゴリオさん、主役じゃないんだ…。「ラスティニャック」って若い男性が形式上の主役です。『ドラえもん』といいつつ行動するのはのび太、という感じ。

ナポレオンの敗北後、復古王政が始まった頃のフランスが舞台。1820年前後?(意外と最近に感じるなあ)

中流階級以下、貧しい人々の下宿屋のお話です。貧しいっていっても感覚的に微妙。「素朴」「静か」というより「吹き溜まり」って感じかな? 切る服が地味というより、昔着てた派手な服をぼろぼろになっても着てるのが悲しい感じの人々。

その住人のゴリオ爺さん。最初はけっこう裕福にしてたのに、次第にお金が減っていく、下宿屋の女将さんが当初彼の恋人の座を狙ってて「ゴリオさん」って呼んでたのに、コミュニケーション下手でお金もそんなにないとわかると「ゴリオ爺さん」って周りに呼ばれ出した人です。

善良な人の悲劇、ということだけど、この先楽しみです。こんじょー入れるぞ!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集