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琵琶湖岸を ゆっくりゆったり ぼちぼちと

自転車のジャージを着るのも 
サイクリングシューズを履くのも
クリートを はめるのも
一年ぶりくらい
その中で ギランバレーで 死んでるから..

なんだか ドキドキする…
ちゃんと クリート嵌めれるか?
止まる時に外せるか
とっさの時に 外せるか….
バランスは 取れるのか?

当たり前に出来ていた事が
全て ドキドキに なっている

雪の中 自転車に乗れたって 
喜んでた 四ヶ月前….


針江の地区を 走り抜け
湖岸道路を 海津大崎に向け北上していく
人も車も少ない道を
ゆっくり ゆったりと

うっすら観える 竹生島
今津港には 出航を待つ 人がいっぱい
輪行バッグに 自転車を入れてる人々も

竹生島 自転車 走れないのにって
思ったら 竹生島を経由して
対岸の長浜港へ 行くんだなと

旅はそれぞれ….

いつも 鮒寿司を買いに来る 海津
遠藤周作が こよなく愛した景色でもある

先に 進もうか?
走り屋のバイク 車が 増える道
やめて 今来た道を戻っていく

昨日も 一時間前も 前を 通ったけど

降りて眺めると また 違う景色に

松の絨毯に
今は誰も 通らないだろう
寂れたサイクリングロード

かつては 琵琶湖を使っての交通の要所だと…..

琵琶湖一周が 流行りである。
一日で 一周回るも良し
こんな道寂れた道を 走るも良し
皆それぞれの 旅だから

低速用コースをゆったりと


生きた水の地区 針江から 一旦出て
また 戻ると 不思議な感覚に包まれる。

“なんだか ここだけ空気感が違う
まるで 結界が張られているようで”

宿に 戻り 自転車を積み込み 

宿の しょうずの湯へ

距離的には 40キロほど
だけど なんだかとても 満足して
湯船で ゆっくりゆったり 足を伸ばす

針江の宿に 泊まって 良かったなって

車幅いっぱいいっぱいの 道を抜け
湖岸道路へ

次から次に 群れなしてやってくる
自転車 
バイク

海津で鮒寿司買って
早く家に 戻ろう…
峠を抜けて 昼下がり

遅めの昼食は とても美味しいかった。

バチって スイッチが切れたけど....

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近旅編




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