“タイのお寺って…どうして金ピカなの?” って呟かれ…
前夜の飲み会で Nさんが呟いていた
どうやら 金ピカらしい....
闇夜に吸い込まれる事なく
朝目覚めれて...
やっぱり 回復期リハビリテーション病棟の景色を思い出す....
超絶スパルタリハビリに来ているのだから....
とは 行っても 面会謝絶の三ヶ月で無く
自由に何処にでも 我が足で歩き回れる
朝食は一階のレストラン
納豆まである 日本食ブュッフェ
周りは日本人ばかり...
パックに おかずを詰め込むお父さん達
お昼のお弁当にするらしい...
部屋に戻り 外を眺める
島に 御寺がある様で...
後から散歩に出かけよう
先ずは.....
サービスアパートメントの中をあるく
最上階には スカイラウンジがある
此処から東京まで 4583キロ
此処まで来たエアチケットは
岐阜から博多までの新幹線代と変わらない
下の階に行くと 大浴場のある
コミュニティフロアがある
ジムに プールもあるようで....
散歩に出かけた...
パラパラと雨
それくらいが心地よい
直ぐ止むのだから....
ゆるゆるの警察の敷地を横切り
御寺のある島へ向かう
1バーツ四円で換算すると
日本人向けの店は 日本とそんなに変わらない
公園抜け 新しく出来た遊歩道を歩く
潮の満ち引きに合わせて高さが変わる
フロートタイプの遊歩道
誰も居ない....
長い長い遊歩道だった
ワット コ ローイ
お寺のある小さな島
ヒンドゥー教の神様
ガネイシャ が お出迎え
こちらは 中華系の神社となっているが
祀られているのは 翡翠の観世音菩薩
小高い丘を 登る登るスパルタリハビリ
旅先では 何故か階段を登っている
急な階段を登る
誰も 観光客は居ない
僧侶に 靴は此処で脱ぎなさいと
中に入って参る
Nさんが呟いた意味がわかる
金ピカは 金箔を皆が貼る慣わしが
あるのだとか
日本ではペタペタとお札を貼っているなと
“金ピカの仏像だ”
小高い丘から 街を眺めると...
港街であり 貿易港でもある
公園を散歩しながら 花を愛で
詩が浮かぶ...
“10:30に迎えに行きます”
本日のチケットが 配られた....
宿まで 走る走る
警察署を走り抜ける
刑事課の刑事が睨んでる
気にせず走る走る
超絶スパルタリハビリだから
10:30 ぴったりに お迎えが...
新たな ステージが始まる
ギランバレーに恋をして
三年寝太郎
スパルタリハビリ
浮世雲拝