【みるくまんじゅう(イオン)】続!!日本全国のミルクまんじゅうを全部取り寄せて食べる
これまでのあらすじ:
博多通りもんの影に隠れた日本全国のご当地「ミルクまんじゅう」を探し求め、60種近くを食べ比べたライターのるゆにつ。
一通り食べ終えて安心していたのもつかの間、まだ見ぬミルクまんじゅうが我も我もと押し寄せてきてーーー!?
るゆにつは乳菓を制し、今度こそマイベストミルクまんじゅうを決めることができるのか。
バター、練乳、生クリーム。乳製品にまみれた聖戦が今、再び開幕。
戦いの模様はこちらから
縁美堂(天恵製菓):みるくまんじゅう(長野県)
先日どでかいイオンモールのパンコーナー近くの和菓子エリアをうろうろしておりましたところ、出会ってしまいました。
名前はどストレートに『みるくまんじゅう』。
ひらがななのが何ともまろやかで、こっくりと濃厚そうではないですか。
揚げパンのようにてらてらとしています。
持って帰る間にちょっとへこんじゃいました。
ちなみにこちら、
68円という衝撃価格でした。
買い占めてやればよかったですね。
縁美堂(えんみどう)とは
調べてみると縁美堂とは和菓子屋さんの名前はでなく、
とあるように、イオンのPBの和菓子ラインの名前なのだそう。
ウイスキーやそうめんなど、トップバリュのPB商品はその味について度々議論がなされますが、今回のみるくまんじゅうは果たしてどうなのでしょうか。
実食!
一般的なミルクまんじゅうに比べるとやや焼き色が濃く、揚げまんじゅうのようにオイリーなツヤがありますね。
切ってみるとプリンのようなバニラの香り、これは香料によるものでしょう。
ぷっくりと厚く、あんがぎっしりと詰まっているのは高ポイントです!
食べてみると水飴で固めてあることがわかるねっちりとした食感で、甘みはかなり強め。ですが嫌な甘ったるさではありません。
粉ミルクのように凝縮された”乳”感だなと思いながら原材料を見ると、『練乳、濃練乳』の記載がありました。
濃練乳といえば……
さて、この縁美堂のみるくまんじゅうを食べたとき、わたしの脳裏にはとあるミルクまんじゅうが思い浮かんでいました。
それがこちらの
てんけい:北海道の濃縮乳を使ったミルクまんじゅう(長野県)です。
小ぶりながらもかなりパンチの効いた甘さのあるミルキーなあんには覚えがあったのです。
これに近いな~と思いながら今回の縁美堂のパッケージを眺めていると、製造所には『天恵製菓株式会社』の文字が。
やはり無関係ではなかったようです。
わたしのミルクまんじゅうソムリエ力もかなり磨かれてきましたね……!
まとめ
安価なミルクまんじゅうに多いのが、あんを砂糖ではなく水飴で固めてあるタイプです。
これはこれで好きな方もいらっしゃると思いますが、食感がねちっと歯切れ悪くなるのと、水飴の強い甘さで豆やミルク本来の儚さがかき消されてしまいがちなので、わたしはあまり選ばないタイプのミルクまんじゅうとなります。
しかし今回の縁美堂のミルクまんじゅうは、68円という価格からは考えられないほど甘さとミルキー感のバランスが保たれており、イオンや天恵製菓さまの企業努力を感じる一品でございました。
イオン系列でしか買うことができないみるくまんじゅうですので、見かけた際はぜひご賞味ください!
それではまた次回🌕