クレーマーを生み出さないには?
「今僕を笑うやつはきっとケガをする」って思わずに済む人生を生きられる人が多数派なのだろうか。
非常ベルのボタンを「押しちゃったりして」と想像することと、実際に押して騒ぎになって学校に親を呼ばれることの間には距離があると思うんです。
それは「ぶっ殺してやる」って思うことと、実際にぶっ殺しちゃうことの違いであり、『ジョジョの奇妙な冒険』でプロシュート兄貴がペッシに教えたことでもある。
島田紳助さんは『なんでも鑑定団』の収録中に鑑定金額が出る直前の、壺とか掛け軸を「ガッシャーンっ!!!ってやったらどうなるやろ」って考えることがあったというが、実際にはやっていない。
「自分も無敵の人になっていたかもしれない」と思うことと、実際に無敵の人になって事件を起こす人の差もこんな感じなのかなと思った。
私は人から恨まれることが何より怖い。
どんなに気をつけても逆恨みをされるリスクはある。
故に横柄な態度をとれる人を見ていると心配になる。
介護施設に入ったときそんな態度のままでいたら、お茶に雑巾の絞り汁じゃ済まないんじゃないか? むしろ今でもご家庭や職場で絞り汁入りのお茶やコーヒーを飲ませられているのでは? と。
介護施設の場合、食べ物と排泄物がわりと近いところにあるから本当に不安になるよね。
自分が勤めているときはコロナもあって手指消毒とか徹底してたけど。
食席で弄便する方もいたから万全とは正直言えなかった。
法人の名前を胸から下げてる間くらいはお行儀よくしないと、法人のイメージが悪くなるから、ネームタグぶら下げたまま信号無視とか自転車乗りながらスマホいじってる人を見ると、当たり屋さんのボーナスチャンスだなと思ってしまう。監視社会だなあ。
私も潜在的にクレーマー気質なんだと思う。
私が逆恨みする人だから逆恨みを極度に恐れている。