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感想『兄だったモノ』(マツダミノル)6巻

中眞聖という男が、魔性として他者をたぶらかし破滅させる加害者となった過程。
地獄過ぎてヘキです。

幼少期の大人の男からの性暴力だけでなく、唯一の身寄りたる祖母からも誘惑したと濡れ衣を着せられて。
性暴力の犯人たる叔父は、「小さい女の子」という聖でない者に仮想し。
祖母は「更生したはずの息子を誘惑した加害者」と、同じく聖でない者を仮想し。
聖は結局、自分のことを見てほしいという欲求が強いから、同じ欲求を抱えた人間を同族嫌悪で破滅させていたように見えます。
さて、

「彼は一人の修羅なのだ!」

マツダミノル『兄だったモノ』6巻 GANMA!

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浮草堂美奈
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