クリスマス映画観た人🤚
『ラブ・アクチュアリー』を観た。
ホットチョコレートと一緒に。
去年は姉の家で甥たちとパーティーをして過ごし、ホットサイダーとポップコーンと『素晴らしき哉、人生!』だった。
いかにもアメリカンなクリスマスだ。
というのも、姉も私もアメリカドラマの見すぎで影響されまくっているためである。
その前は確か『戦場のメリークリスマス』だったかな、それとも『東京ゴッドファーザーズ』だったかな、覚えてないや……
お菓子と飲み物をアメリカンにしたのは去年からだが、クリスマス映画を観ることは続けている。
今年はコロナによりパーティーができなかったので、アマプラのおすすめに出てきた『ラブ・アクチュアリー』を観るに至った。
なんかありがちストーリーのアメリカ映画だろうな、と思って観はじめたのだがバリバリUKだった、ごめんな……
だってアラン・リックマンにエマ・トンプソンにマーティン・フリーマンって超超超有名なイギリスの俳優じゃんね、序盤からビートルズ歌ってるし。
(コリンとトニーが車に乗っているシーンでMaroon 5がかかっていて勝手に騙された気になっていた)
すぐイギリス映画だということに気づいてその後も観るも、なんかつまんないな……と30分ほどで飽きてしまった。
そしてiPhoneでわしゃがなTVの有馬記念(?)配信をかけ、積ん読を読みながら映画をBGMにしてしまうカオス時間を作り出し、後半に入る。
サラとカールが一緒に踊って家に送って行ったあたりでおもしろくなってきた。
送ってくれてありがとう、じゃあ帰るね、なんてありがちな会話が始まり、私は画面に食らいつき「行け! キスするんだ!! 今だそこだ行け!!」と競馬オジサンのようになってしまった。
そして「1秒待って」と言ったサラがカールから見えないように壁越しに隠れてめっちゃはしゃいだところはかわいかった。
なんだおもしろいじゃん!
ほかに個人的におもしろかったシーンはローワン・アトキンソンが出てきたところだ。
アラン・リックマン演じるハリーが愛人のためジュエリーを見にいくとそこにいたのが“Mr.ビーン”じゃないか!
ラッピングを頼むと急ぎでとか言うわりに謎のアレンジが始まり「袋を超えた袋」に花やら草やらシナモンスティックまで入れる始末。
ここが作中一のコメディポイントでは?
もうひとつ、リーアム・ニーソンがよかった。
トーマス・ブロディ演じるサムの義父として出てきたのだが、私は以前『判決前夜』を観たことがあり、その作品では息子を庇おうと落ちていく父親だったので良き父を演じたリーアム・ニーソンの幅の広さに驚いた。
『ラブ・アクチュアリー』の特徴は最後に登場人物がつながっていく点だが『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』や『レザボア・ドッグス』のように、あるひとつの共通の物を中心にまわる話や、登場人物それぞれの関係が最後にわかる話というのは「こういうことだったのか!」とハッとされられ観客の心をつかむ要素であるように思う。
上の2作品もそのうちまた見返してnote書きたいな、そしてまた読んでもらえると嬉しい限りです。
最後に、トーマス・ブロディはこのままイケオジで老いていってくれ……