ニワトリ🐔の日

　今日は、なんでも「ニワトリ🐔の日」だそうな。

　ニワトリ🐔というと、『史記』仲尼弟子列伝の子路の項に、「子路、性鄙しく、勇力を好み、志伉直にして、雄鶏を冠し、か（犭に、瑕の旁側）豚をおび、孔子を陵暴す……」とあるのを思いおこす。

『孔子家語』好生篇から。

　『孔子家語』にも、子路が初めて孔子に面会した時の事が記されている。

　子路が軍服を着て孔子にお目にかかった。剣を抜いて舞いながら、「昔の君子は、言うまでもなく剣で自分を衞ったでしょう」と言った。
　孔子は、「古の君子は、忠を本質とし、仁を衞りとして、小さな家から一歩も出ることなく、千里の外での出来事を知った。不善があったときには、北で感化し、犯されそうになれば、仁で防衛した。どうして剣などを頼りにしようか」と言った。
　子路は「私は今こそ、この言葉をお聞きしました。どうぞ、門下にお加えいただき、お教え下さい」と言った。

　それにしても、雄のニワトリ🐔の冠って、どんなんだ?!

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