分岐点。
三つ又の道
「将来、自分はどうなりたいのか」久々に考えた。今のところ選択肢としては三つあると思う。どこに焦点を当てて、何を大切にしたいのかによって分かれている。
一つ目、現実性と安定を重視して「国家公務員」という道。大卒の資格があればなることができる。それに地元で仕事ができる。加えて、休日や祝日は休みだし、ボーナスもそこそこ良い。福利厚生もしっかりしているという話も度々耳にする。事務作業は得意だろうからきっと向いているであろう。休みがきちんとしているということは、自分の時間を十分にとることができるということである。この点はわたしにとって一番魅力的なポイントで、重視したいと考えているところだ。「地元で働ける」というのも非常に良いところだと思う。
二つ目、夢を追ってみるということから「舞台や演劇と関わる仕事」という道。大学のサークルで演劇サークルに入る予定だった。今はまだ未定だ。後期は恐らくオンライン授業になりそうだし、演劇は生ものであり対面を避けられないものだからいつ活動が再開されるか分からない。「役者」という道もありではないか、とふと考えた。自分が実際に演じる側でなくとも演劇や舞台と関わることはできる。どこかの事務所の社員になるだとか、裏方としてスタッフとしてキャストを支えるだとか。はたまた脚本家として関わるという方法もあるだろう。もしくは、チケット販売など公演の斡旋や支援をするような仕事もある。
三つ目、好きなことをやるということから「ライター」という道。わたしは本や雑誌を読むこと、さらに自分で文章を書くことが好きだ。初めて書いたのは小学三年生のときの国語の授業である。教科書に続く物語を書いてみよう、という内容だったはず。原稿用紙何枚にも渡るストーリーを書いた。足りなくなってノートに書くようになった。しかし、そんな超大作も引っ越しをきっかけに処分してしまった。あれは後悔すべき点だと思う。今思えば残念だ。閑話休題、書くことが好き、加えて雑誌のインタビュー記事を読むのが好き、関わりたい、という気持ちからライターになりたいということを最近思うようになった。「ライター」と言っても、どこかの編集社に所属して活動するパターンとフリーで活動するパターンなど様々あると思う。要するに、自分の特技だったり好きなことを生かせる職業も良いなぁと考えたということだ。
割合的に言えば、6:2:2くらいで国家公務員が勝っているのだけれど。どの道を選ぶにしても、やりがいを見出すことができたら万々歳だと思う。
新しく始めたこと
今日から「字書き」を始めた。お題として谷崎潤一郎の『痴人の愛』を挙げた。本のなかから自由に文章の一部分を取り上げて只管書くというだけ。これがまた集中力を身に着けることができるうえに、上手く書けるとテンションが上がる。白紙の紙に真っ直ぐ書くのが苦手だから補助線として中心線を書いているけれど。書き溜めてある程度経ったらnoteにも纏めたいと思っている。今はまだボールペンを使っているけど、そのうち筆ペンや万年筆などペンの種類も変えていけたらと考えている。きっと楽しいだろうなぁ。