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保育園入園と仕事復帰を控えた今の気持ち


保育園入園と仕事復帰を控えた
今の気持ちを残しておく。

保育園入園。
つらいけど働く。
でも、理想は諦めたくない。



抑えていた気持ちが溢れた


先週のこと。

いつものように息子を膝に乗せて、
息子が持ってきた絵本を読み聞かせていた。


『そらのいろ みずいろ』

いつかジャケ買いしていた絵本。
内容的にまだ早いだろうと思って、しまっていた箱から息子が出してきて以来、お気に入りの一冊になっている。

力強いタッチのイラストと、壮大なお話。

日が のぼって、 日が しずんで。
おもいだすこと、 わすれていくこと。

きょうのこと、 あしたのこと。
いきづく いのちの おと。


いつもは普通に読んでいたのに。

この日は、こちらのページを読んだところで
涙が溢れて止まらなくなってしまった。


可愛い可愛い息子との毎日は、
本当にあっという間で。
忘れてしまうこともたくさん。

一生のうちで、本当に本当にかけがえのない、
取り返しのつかない大切な日々だ。



それなのに。

どうして私は息子を預けて働くのだろう。



抑えていた気持ちが溢れてしまった。


息子は、急に泣き始めた私を見て不思議そうにしたあと、私のことをぎゅーっと抱きしめてくれた。

そもそも息子がぎゅーっとしてくれるなんて珍しいことで。しかも長い間ぎゅーっとしてくれるなんて初めてだった。

そんな息子を私も抱きしめながら、
「離れたくないよーーー!!」
と、大号泣してしまった。



本当は、
せめて幼稚園に入るまで一緒にいたかった。
幼稚園だって、お昼過ぎまでの時間でいい。
小学生になったら、家でおかえりって出迎えたい。



息子は涙が止まらない私を見て、
頭を撫でてくれたり、励まそうと遊びに誘ってくれたり、またぎゅーっとしてくれたり…

その自発的な行動に、もうこんなに成長していたのかと驚いて、更に涙が止まらない。


結局、落ち着くまでにだいぶ時間がかかった。






息子の変化


最近、週末に夫婦で用事があり、息子を実家に預けることが増えていた。

ある日、用事が済んで実家に戻ると息子が私達にぎゅーっと抱きついてきた。息子から抱きつくなんて、滅多にないことだった。

私達が帰るまでは普通にじいじばあばと楽しく遊んでいたのだそう。


この日を境に、息子のベッタリ度合いが増した。楽しく過ごせることと、さみしさは別なんだと感じた出来事だった。



きっと息子は、保育園に行けば初めは泣いたとしても、その場では楽しく過ごしてくれるのだと思う。

でも、すごく頑張らせてしまうんだろうな…と、この経験を経て強く思うようになった。




私が働く理由


号泣した日の夜、帰宅した夫と話をした。

話している中で、
将来息子のやりたいこと(進学や留学など)を叶えてあげられるように、教育費をしっかり用意してあげることも大切なことだよね、
という話になった。



そうだった。思い出した。

私は以前、もし子供ができたら、その子が進路選択を自由にできるような金銭的な余裕を持っておけるように働き続けるつもりだと夫に宣言していた。


それは私がそうでなくて、
苦しんだ時期があったから。


やっぱりそこは、一番なんとかしてあげたいところだと改めて思った。





それでも理想は


私は働く。それでも理想はこうだ。

保育園・幼稚園はできるだけ短く、
小学生以降は、おかえりって家で出迎える。


特に、小学生時代の『おかえり』が
私の中ではすごく大きくて。

私が小学生の頃、専業主婦だった母は
よくパウンドケーキを焼いて待っていてくれた。

家に帰ると良い匂いがして嬉しかったことを、
今もはっきりと覚えている。


息子にも、そんな風に何かあたたかい記憶として残るようなことをしてあげたいと思っている。
(忘れられちゃうかもしれないけど。)


毎日ではなくても、たまに半日休みにしてお菓子を作って待ってみるとか、休日に一緒に作ってみるとかなら、できそうな気がしてくる。



とはいえ、息子が園や学校が大好きで早く帰りたくないタイプなら、また違ってくるなぁ。





意見を出してみる


働き続けながら、理想を叶えるために
労組に意見をだそうと思う。

・フルリモート
・フレックス
・時短勤務の期間拡大

これらを組み合わせて活用できれば、
柔軟に働けそうな気がする。
(育児や介護に限らずに。)


もしこの意見が叶ったなら、
私は在宅勤務して息子を『おかえり』と迎えることができるはず。

私の仕事と息子の宿題が終わったら、
一緒に遊ぶぞ〜、みたいな。
(そんなうまくいかないかー…)



他には、育児や介護に限らずに時短勤務が選択できる制度があってもいいだろうし、
産休育休や介護、病気や怪我などによる休職者の業務をサポートする周囲の社員への手当を出してもらえたらいいな、とも思ったり…。

会社も色々と変わってきている。
意見を出してみる価値はあるはず。



私が不安なだけ


色々考えたけど、結局は私が不安でいっぱいだっただけなんだとnoteに書いてみて思った。


久々の仕事。できるだろうか。
パソコン触ってなさすぎる…
大人と会話してなさすぎる…


体調管理も自信がない。
産後はすっかり身体が弱くなってしまったから、
保育園の洗礼が私にもくるだろうな…

職場にとても迷惑を掛けてしまいそう…


夫は長時間労働で帰ってこれないから、
夕方からワンオペになる。

私は育休中の今でさえ、ワンオペがつらい。

夕方からの一番大変な時間帯(お風呂・夕飯・歯磨き・寝かしつけ)がつらい。

もっと早く帰ってきてもらえるなら、
体力的にも精神的にも、どんなに助かることか…



正直、保育園に対する不安もいっぱいだ。
あれだけ不適切保育のニュースがあると
どうしても不安になるわけで…。

息子の様子を気にかけることを
絶対に忘れないようにする。







まずは、がんばる


泣いたり、noteを書いてみたら、
なんだか気持ちが落ち着いてきた。

仕事と育児の両立…
やるしかないのだ。

私も、夫も、息子も、
みんなで、がんばるのだ。





帰宅後は思いっきり甘えさせてあげよう。

私もぎゅーっと抱きしめさせてもらおう。





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