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キャリアコンサルタントが試しに社内公募に手を挙げてみた話。(意思決定するまで)

おはようございます。齋藤亜瑚です。

転職以外の選択肢として、社内公募に応募してみたらどうなるのか?どんなことに気を付けなければいけないのか?
実際に経験してみたことをここでお伝えしていきたいと思います。

前回のお話はコチラ
キャリアコンサルタントが試しに社内公募に手を挙げてみた話。|齋藤亜瑚 (note.com)

社内「公募」というくらいなので、この新規事業立ち上げのプロジェクトについては社内全員に公開されたものでした。しかも、新規事業なので具体的に「何をしてほしい」というジョブディスクリプションが明確になっていないままの公募だったのです。

私の周囲の反応は、
「どうせ大変な思いさせられるだけなのに、やりたい人いるのかな?」
「給料も変わらないのに…」

というネガティブなものばかり。

あ、チャンスだな。と思いました。


ほんとうに社内公募に手を挙げるべきかどうか考える

チャンスだなと思った私ですが、実際に手を挙げるべきかどうかは少し考えました。応募締め切りまでは1週間あります。
異動後の印象を考えると、締め切りギリギリに応募するより、余裕をもって応募はしておきたい。と思いました。

1.自分が異動した際の現職部署へのインパクトは?
7年ほど在籍していた部署ですが、優秀な新人が入ってきているのと、来春には産休から復帰する予定の社員もいて、私が抜けても回っていきそうでした。

2.新規事業の立ち上げ…時間外労働時間は長そう。家族へのフォローは?
新規事業開発、というだけで時間外労働が多くなりそうなイメージです。現職はほとんど残業時間がない職場だったので、淡々と主婦業と両立できていましたが、家族の生活リズムにも影響を与えるような時間外労働が必要な可能性が高かった。
幸い、家族に相談してみると
「転職もせずに新しいことにチャレンジできるなんて、そんなチャンス滅多にない。やってみればいいよ」
「やりたいと少しでも思ってみたから相談したんでしょ?やってみたらいいよ」
と二つ返事で賛成してくれました。
(※実際は想定以上の時間外労働で、家族にもペットにも迷惑をかけることになるのですが…)

3.信頼できる第三者の視点も参考にする
今回の社内公募について、信頼するキャリアコンサルタントにも話してみました。
「亜瑚さん、それはやってみるべきだよ」
「その経験を、いずれ私たちがつくるサービス提供に役立てると良いのでは?」
私が、以前から現職の仕事内容に物足りなさを感じていることを話していたので、背中を押してくれるのはわかっていたのですが、【異動するにあたって経験したことを、今後自分たちがつくっていくサービスにも生かせば良い】というアドバイスは、自分がうっすら考えていたことを言語化してくれたという点で、とても励みになりました。

こうして、社内公募に応募する私の意思は固まりましたし、話も聞かずにチャンスを逃すことだけは避けたいと思いました。
社内メールで担当役員に連絡をすると、「社長とフランクに今回のプロジェクトについて話す場ををセットするので、少し時間をください」との返信が来ました。
新規事業の直接のオーナーは社長です。
「あ、、これは面接なんだ。ちゃんと準備はしておかなくちゃ」
と思いました。

来週は、「選考中・選考後に起こった出来事について」書いていこうと思います。
齋藤亜瑚でした。

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齋藤亜瑚
よろしければサポートを是非お願いします。現在医療介護系の人材会社に所属しつつ、これまで経験してきたことを「転職しようと思ったこともないひとたち」「転職活動したことがないひとたち」が「転職せざるを得なくなってしまった」ひとに還元できるようにしたいと思い活動を始めました。