子はデジタルネイティブ、私は何ネイティブ?
私は平成初期生まれで、幼稚園か小学生頃に父が携帯電話を持っていた記憶がある。
私自身は、電車に乗って習い事に通っていたこともあり、小学3年生くらいには自分の携帯を持っていた。
周りでは早い方だったと記憶しており、今はフリック入力の方がもちろん早いのだが、その当時はメールなどの文章入力はかなり早かった自信がある。
今の若い人たちはデジタルネイティブなどと言われており、生まれた時からスマホ全盛の時代に生まれてきており、何不自由なくデジタルデバイスを使いこなしている。
私の子も、令和生まれで、まだ2歳だが、例に漏れず使いこなしている。
iPhoneやiPadなどは極力使わないでいてほしいが、大人が使っているのを見たり、動画などを一度見てしまうと、自分も使いたいとなるのは仕方ない。
iPhoneでは気づいた頃には写真を撮られており、調子がいいとがっつりカメラ目線の自撮りもライブラリに知らない間に保存されている。
iPadは主に動画を見たがることが多いのだが、近頃は自分の見たい見たくないがはっきり出てきたので、YouTubeアプリを開けた状態で渡してしまうと、自分で好きな動画を選んで見ている。
運転中などは、よくないとは思いながらも動画を見て座っていてくれると、こちらも安心して運転ができるので助かっている。
童謡や、教育テレビで聞いたことのある歌を流していることが多いので、一緒に歌ったりしながら運転している。
それは、眠気覚ましにもなっているのだが、たまに、子が、「一瞬で子供が眠れる!」みたいな動画を流すことがある。
おそらく、その動画の映像が、ボールなどがコロコロ転がるもので、ピタゴラスイッチとかドミノ倒しとかが好きで、その動画を選んで見ているのだが、音楽は、完全に眠気を誘っている。
子は動くボールに興奮しているのか、目はバキバキになっているのだが、大人はそうはいかない。
「あかん!あかん!その動画やめて!寝てまうわ!」
そういえば、私は関西弁のネイティブスピーカーだった。