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キャッチボール部結成 - しがないWEBライターの雪山滞在記 8日目 12月9日(月)

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外に出ると、まごうことなき晴天である。

一週間ほど滞在して気づいたことだが、どうやら晴れの日の方が寒く感じるらしい。気温自体は普段とほとんど変わらないのだけれど、少し肌寒い。風があるせいかもしれない。

ここ、苗場は標高700mの高地。山の天気は変わりやすいというが、まさにその通りで、天気が一日中コロコロと変わる。そんな中で久しぶりに一日中晴天の日よりだった。

そして今日で滞在からちょうど一週間となる。昨日は一日、ゆっくりと休んだおかげで、気持ちも心機一転という感じ。さらにようやくいろんなことに慣れてきて、生活のリズムが生まれてきた気もする。習うより慣れろである。

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さて、業務に慣れてきたこともあってか、体を動かしたい。せっかくの晴天なのだから、なおさらだ。じゃあジョギング? 筋トレ? そんなものは冬場の運動部に任せておけばいい。時代はキャッチボールである。

高校時代を野球部として過ごし、20年来を広島東洋カープファンという身とすれば運動といえば、これしかない(か素振り)。

さて、ここで昨日の話を少しさせてほしい。

越後湯沢という下界での視察を終え、戻ってくると、荷物の配送票が届いている。見てみると、Amazonから送られてきた子供用のグラブと軟式野球ボールである。

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先日の買い出しの際にホームセンターにも売っておらず、途方に暮れていた我々はAmazon先生の助けを求めたのだ。届いたのはわずか注文から1日あまり。Amazonさん、便利すぎないでしょうか。もうこれ一つのインフラだよ。

ということで、喜び勇む我らは早速キャッチボールへと向かう。場所は近所の公園である。

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広すぎる。合宿かよ。しかし、足跡一つなく、一面に雪が積もる姿は実に壮観である。そんなわけで我々は軽く体を鳴らしたあと、ボールを放り始めた。

10分ほど体を動かし、程よく疲れも出てきた時間帯。そろそろ帰ろうか、と思い始めたそのときである。ウミノくんがふわりと高くボールを投げた。落ちてくるボールをミットに入れた瞬間に、頭に衝撃が走った。

何だ。何が起きた。自分でもよくわからない。どうやらボールを取り損ねて、ボールが顔面に直撃したようである。痛い。そう、これは痛いという感覚だ。数秒うずくまったものの、すぐに意識は回復した。何せゆるーい、フライボールである。デッドボールより痛くない。

しかし、メガネはどこに行ったのだろうか。見えない目を細めて、それらしいものを見つけ出したのだが…

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この通りである。

おお…なんとあっけない。10年近く使っていた相棒はこれにて役目を全うしたのである。ちなみに顔には丸いボールの跡がつきました。漫画かよ。

と、ここまでが昨日の話。

そして、今日も懲りずにキャッチボールである。大丈夫。今日は顔にぶつけないように取るから。フラグじゃない、フラグじゃないぞ。これで怪我でもしたら、真面目に運動禁止にされちゃうから! 

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絶対に正面で取らないことを意識して、ボールを放り続けること15分ほど。軽く息も上がり始めたあたりで、今日は解散。いやあ、キャッチボールって最高だねえ。誰が顔にボールなんてぶつけるんだよ。そんなバカいないでしょうに。ねえ?

帰りは仕事場まで軽くジョギングして、帰ってからストレッチも怠りません。ちなみに食事は現状玄米食がメインである。アスリートかな? ちゃんとデスクワークもしてるからね!

ちなみに、体を動かしたあとに入る温泉は最高なので、みなさまもぜひ一汗かいてから。詳しい温泉の話についてはまた今度。

それでは、またあした。

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