自然農でハーブを育てる。 わたしの理由。
実は
深い考えがあって
自然農でハーブを
育てているわけではないのです。
じゃぁ、なぜ?
そう思ってあらためて考えてみたら
こんなことが挙がってきました。
「自分にとっても
周りの環境にとっても
シンプルでラクであること」
この軸の部分があると、
「なるべく労力を使わずに
その場にあるものだけで
その場に合う植物を育てる」
という考え方、アクションに
どうしても行き着いてしまうようです。
「何か肥料を作って施そう」
とも思えなくなるし
「あとあと処分に困る
ビニール資材は使いたくないな」
となるし
「耕す(※)のは土にもダメージがあるし
わたしの体にもダメージが大きいな」
となるし
「周りに生えている草を
そのまま有効活用させてもらおう」
となる。
そうすると、育てる道具にも
機械は必要なくなってくるし、
扱いも手入れも保管もシンプルな
必要最低限の農具だけで
よくなってしまいます。
つまるところ
いろいろなものを
削ぎ落としてシンプルにしたくて
たどり着いたのが
わたしの場合は
自然農だったということのようです。
そして、育てる植物。
ここにも
軸の考え方が反映されています。
「自分にとっても
植物にとっても
シンプルでラクであること」
お世話をさせてもらっていても
畑に合わない薬草ハーブは消えてきます。
はじめは
「あれも育てたい」
「これも育てなきゃ」
とどんどん種類が増えていくのですが
そのうち
場に合わないハーブは
空中に溶け込むかのように
すーっと消えていくのです。
いまはもう
育たないものを無理に育てよう
とは思わないので
日本の環境に合わないものや
ビニールハウスで育てなければ
育たないものなどは
わたしにはご縁のなかった植物として
遠くから眺めるだけという立ち位置です。
薬草を
ハーブティーなどで使わせてもらう時も
同じです。
わたしがブレンドするハーブティーを
飲んでくださるのは、
おそらく日本の方々。
身土不二という考え方があるように
日本で育つことができるものを
体に取り入れるというのが
わたしにとってはシンプルなこと。
だから、日本にもとから
自生している植物を
使わせてもらうことも
多々あります。
たとえ原産地が海外のハーブであっても
わたしの畑で育ってくれるものは
この土地とわたし、
飲んでくださる方に合っている。
そんなふうに捉えています。
薬草の勉強をしていると
薬効がとても高かったり
使いやすいものもたくさんあって
ついブレンドに
加えてみたくもなるのですが
それをし始めるとキリがないなとも
感じています。
世界では現在
5万種以上のメディカルハーブが
使われているといいます。
国によって
ハーバリストによって
頻繁に使う薬草や
お気に入りの薬草などは
少しずつ違いますが
それだけ多くの薬草が
採取・収穫されている中で、
乱獲をされたり
利用量が世界的に増えたり
生息地が狭まっていることなどで
約1万種が絶滅しかかっているとのこと。
そんなことを知れば知るほど
「自分の育てられる範囲で
無理なく育った薬草を」
と思うようになるのですね。
いろいろ書きましたが、結局いまは
「シンプルで無理がないこと」を軸に
薬草ハーブを育て、
薬草ハーブティーをブレンドして、
お届けしています。
そこに大きな喜びを感じながら。
(※)耕すことで、土の中に空気が入って微生物が活性化するという良い面もあります。その場所その場所の様子に合わせた手の入れ方を選択できると、土にとっても育てる人にとってもベストかなと思っています。
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