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【Recipe にんじん葉のチヂミ】
お届けしている自然栽培野菜やハーブたちを
おいしく楽しく使っていただくためのレシピをアップしています。
今回の食材はにんじんの葉っぱ。
![](https://assets.st-note.com/img/1703223833429-e8mTLDPA3h.jpg?width=1200)
葉っぱも大きく立派に。
季節によって違いはありますが、うかspice+では大体の場合、
にんじんを葉付きの状態でお届けしています。
このくらいの時期になってくると
寒さで葉っぱもしっかり硬くなるので
サラダや、さっと炒め物に…という使い方も難しくなってきます。
そういうときはぜひチヂミに。
にんじんの葉っぱならではの独特の風味が
いい意味で効いてくるお料理です。
私なんかは、にんじんの葉っぱのチヂミを食べるようになってから
他の野菜で作るチヂミのパンチのなさに
がっかりしてしまうようになったくらいです。
そのくらい一押しの、
にんじん葉の使い方です。
<材料>7〜8cm大が14〜15枚分
にんじんの葉(刻む) 80g
A 塩糀 大さじ1
豆板醤 小さじ1/2
水 大さじ1
じゃがいも 100g
小麦粉 50g
水 大さじ2〜
油 適量
タレ みりん 大さじ1と1/2
醤油 大さじ1
酢 大さじ1/2
一味唐辛子 小さじ1/4
このレシピの特徴は、つなぎというか、具というか、
とにかく、じゃがいものすりおろしが入るところ。
野菜だけではあっさりしがちなお料理でも、
ちょっと旨みのある食材が入ると
途端に「なにこれ!?」なおいしさに
変身してしまうのがおもしろいところです。
じゃがいももそんな役割を果たしてくれますね。
そしてやはり、糀調味料。
うかspice+ではいろいろな糀調味料を常備していますが、
シンプルに作っているのに深みがある、
そんな味にビシッと決まってくれるので手放せません。
塩糀がない方は、もちろん、なしでどうぞ。
(その場合は塩を少量加えてください)
<作り方>
1 にんじんの葉を食べやすいサイズに刻む。
うかspice+ではいつも7mmくらいでしょうか。
2 Aの塩糀、豆板醤、水大さじ1を和えて、
1の刻んだにんじん葉に和える。
3 2のにんじん葉がしんなりしてくるのを待ちながら
じゃがいもをすりおろして加え混ぜる。
4 3に小麦粉を加え混ぜ、
様子を見ながら水大さじ2程度を加え混ぜる。
5 熱したフライパンに多めの油を入れ、
4を7〜8cmサイズになるよう伸ばして
両面をこんがり揚げ焼きする。
このとき、できるだけ薄く伸ばすのが
にんじん葉が食べやすく、カリッと仕上がるコツ。
6 タレを作る。
鍋にみりんを入れて煮切り、
醤油、酢、一味唐辛子を加える。
作る際のポイントは、
にんじんの葉に先に調味料を絡めて、
調味料の塩気でにんじん葉を少ししんなりさせておく点。
そして、焼くときに多めの油で揚げ焼きすることと、
なるべく薄く伸ばして焼くことでしょうか。
見た目は茶色くてちょっとアレなんですが、
食べるとめちゃくちゃおいしいです。
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デストロイヤーという恐ろしげな別名を持つじゃがいもですが、
味はめちゃくちゃソフト。甘くておいしいじゃがいもです。
うかspice+では、
お届け後のハンパばかりを料理に使うので
小さい子ばかりです。
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なんだかアーティスティック。
![](https://assets.st-note.com/img/1703225021940-eIav6oIvnD.jpg?width=1200)
まとまらなさそうに見えますが、
フライパンに落とし入れて
スプーンなどで成形しながら
押し付けて薄くしながら
焼いていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1703225057563-eLoybh6cgf.jpg?width=1200)
チゲ風スープ。
お味噌汁の残りに、
にんにくと生姜のすりおろし、
コチュジャンを加えるだけの
お手軽版です。
にんじんの葉っぱのチヂミ、いかがでしたか?
にんじんの葉はほかにも、ふりかけにしたり、かき揚げにしたり、
ジェノベーゼにしたりと活用することができるので、
ひとつの葉物野菜と捉えていただいても良い気がしています。
一物全体。素材を丸ごといただくという点でも、ぜひご活用くださいね。
最後に。
活用するとなったら、あますことなく!ということで、
半端に残った部分は少しずつストックしておいて、
野菜出汁にしてみてください。
いいお出汁がとれますので。
![](https://assets.st-note.com/img/1703225841381-7u2NOsKJwX.jpg?width=1200)
硬すぎる茎とにんじんの付け根部分。
他のお野菜も、使わない部分は
野菜室などで少しずつためていって
まとめて野菜出汁を。
出汁をとった後の野菜たちは
土に還します。