今、この瞬間のときめき

最近たくさんときめくことがある。

今日はお昼ごはんを食べたあとに公園へ行ってブランコに乗った。
大学生にもなって平日の昼間の公園でブランコを全力で漕ぐのを一緒にやってくれる人が隣にいてくれて嬉しい。

この前は一緒にみた映画で主人公たちがパフェを食べていたから二人で食べたくなって夜ご飯を食べたあとファミレスにパフェを食べに行った。あのときのパフェが今までで一番美味しかった。

他にも日常の中の小さなときめきがたくさんあって毎日幸せ。

幸せなはずなのに、少しの嫌なことであんなに幸せだったはずのときめきがぜんぶ無くなってしまう。嫌なことが1週間に一つでもあると、ずっとそれのことを考えてしまって苦しい。誰かと一緒にいるときでも少し思い出してしまって泣きそうになる。苦しい。私ってほんと弱いなと思う。

泣きそうなときとか悲しいこととかあったらいつでも電話してねと言ってくれる人がいて、でも私にはそれすらできなくて。迷惑かけちゃうのが申し訳ないし、めんどくさがられちゃうかもしれないなとか、嫌われたくないなって思っちゃって結局一人で泣いてしまって、自己嫌悪に陥って、自分を少し嫌いになる。

こうやって文字にしてみるとまた涙が溢れてくる。
もはやなんで泣いてるのかも分からない。
何が嫌で何が悲しくて泣いているのだろう。

月食の日、駅でみんなが月を撮影していて、それを見てなぜだか分からないけれど泣いてしまった。あのときの涙はいつもは誰も見上げていない空をみんなが見上げていたのが愛おしかったという涙のような気もするし、ただただ月を見て悲しくなった涙のような気もする。

このあいだ、恋人のバイト先に遊びに行っていいか聞いて、いいよと言ってくれたので、行くね!と言った。その前に友人と予定があったから閉店ギリギリになっちゃうだろうなとは思っていたんだけど、予定が押しちゃって駅に着くときにはもう時間過ぎちゃってたの。でも、もしかしたら会えるかもしれないと思って、近くのカフェで2時間くらい待ってて、そのカフェも閉店時間になって、仕方なくカフェを出て24時間営業のスーパーをふらついていた。恋人のバイト先は私の家から遠いからもう終電も迫ってきてて、あぁそろそろ帰らなきゃなぁと思っていたところで、終わったよ!というライン。恋人はまさか私がまだ待っているとは思わず、まだ駅にいるよと言ったらすごく驚いていて、ほんとに何してるの?笑と心配されたけど、なんとか会えたんだ。すごく喜んでくれてよかった。

どうして私がこの日こんなに会いたかったかっていうと、この前の日の夜の電話で恋人が泣いてしまっていて、そんなこと今までなかったからすごく心配でどうしても会いたくて、直接好きだよって伝えたくて、それで会いたかったんだよね。会えた時間は25分あるかないかくらいだったけど、会って気持ちを直接伝えることができてほんとうに良かった。

やっぱり大切な人のためなら何時間だって待てるし、別にあのとき会えなかったとしても、会えないことは悲しくても待たなきゃよかったななんて絶対に思わない。この人のためなら時間もお金も全然惜しくない。

こんなに大切な人が隣にいてくれることが嬉しくて幸せすぎている。
この人といると毎日まいにちときめく瞬間があって、常に心が満たされる。

辛いことも悲しいこともこれからきっとたくさんあるけど、今、この瞬間のときめきを抱きしめて生きていこう、と今ではそう思えるんだ。





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