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Hurst Spit coastal walk 

今回はHurst Spitという海沿いに細長いフットパスを紹介します。

Hurst Spitとはどこ

イギリスの南部の港町、サザンプトンから少し南にいった場所に突き出た場所あります。

Hurst Spit (Googl Mapより引用)

拡大してみると突き出ていることがわかります。以下のリンクで地図がみれます。

Hurst Spit

海に近づいて橋を渡ると海岸に沿って細長いフットパスがあります。

フットブリッジ
フットブリッジ

Hurst Point Lighthouse

海の向こう側に白い塔が見えますが、これはHurst Point Lighthouseという灯台です。この灯台は1867年にTrinity Houseで作られたとありますね。

Hurst Point Lighthouse was built by Trinity House in 1867 to guide vessels through the hazardous western approaches to the Solent

https://www.trinityhouse.co.uk/lighthouses-and-lightvessels/hurst-point-lighthouse

灯台

サザンプトンに船が行くにはSolentと呼ばれる狭い海峡を抜けるのですがワイト島の間にある狭い箇所の入り口にあるものです。
ちなみにご存じの方もいるかと思いますが、イギリスでは特別な権限を与えられている灯台の管理団体があり。彼らが維持、管理します。トリニティハウスというのはその一つです。日本では灯台というのは海上保安庁など政府が所有、管理するものとみな思うのですが、イギリスではコーストガードより先に灯台ができたのです。イギリスの灯台の歴史は奥が深くていろいろ話があるのですが、別の機会に取り上げたいと思います。

Hurst Castle

また変わった建物が出てきました。これはお城というより軍事的な防衛拠点である堡塁(ほうるい)です。

Hurst Castle

建設は1544年のヘンリー8世のころですからまあ古いですね。ちなみにヘンリー8世というのはイギリス史では何かとお騒がせな人なのでよく出てきます。Life in UK Testを受験するひとは覚えておきましょう。


Hurst Castle
Hurst Castle

このときは残念ながら崩壊の危険があるといことで緊急修繕工事で見学ができなかったのですが。現在は終わって公開されているようです。ただイギリスの観光地らしく冬期間はお休みのようです。冬は日が暮れるのが早いですからね。

番外

大型の工事車両がやってきて、この先は道路がないのにどうするのだろうと思っていたら、なんと海の中に向かっていきました。

工事車両
工事車両

潮の満ち引きの関係か、道となるところが海になってしまったようです。