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一日一頁:岡田知弘監修『13歳から考えるまちづくり』かもがわ出版、2023年。
地方公務員の成り手不足が喧伝されて久しくありますが、地方議会議員をやっていてほんとうに思うのは、自治体職員というのは地味な職種とは一番遠い、地域を豊かにしていく仕事ほど素敵な仕事はないよなと思うことが強くあります。そのためには、何に留意すべきか、本書は肝を解説しています。こどもだけでなく「議員さん」にも紐解いて欲しい一冊です。
まちづくりの主役は、みなさんです。一人ひとりの住民が町の主人公なのです。でも、一人ではできることは限られるので、同じ願いをもった人たちと集まって、知恵を出し合うことも大切です。
それを可能にしているのが、民主主義というしくみです。前述(14ページ)のとおり、I8才になったら、議員や首長を選ぶことができます。
ただし、地方自治を担っているのは、議員や首長だけではありません。冒頭 (11ページ)で紹介したさまざまな組織やボランティア団体の住民がまちづくりを支えています。やはり、一人ひとりの住民が町の主人公なのです。
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