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高校生の第3の居場所

先日は、こどもの居場所づくりについてのオンライン研修(第2回子ども第3の居場所サミット)に参加させて頂きました。

困難を抱えるこどもの増加といいますか、放置されていたことが明るみになってきたということが正確だと思いますが、支援を社会全体でやっていこうという流れのなかで、こども家庭庁も本格的な支援をしていく流れになっています。

こども食堂やこどもの居場所が全国各地で作られていますが、国や自治体より、民間というか現場が先に動いて、後から支援になってきているのが現在ですが、ほんとうにこうした動きは歓迎したいと思いますし、社会全体でこどもを育てていくとい風潮や時代認識に変わってきていることがすごいことだと思います。

そんな中で、先日も地域の方とお話しするなかでのあらたな課題も出てきています。こども食堂や居場所がどちらかといえば、小中学生中心の居場所になっているので、高校生などが利用しずらいという問題です。

研修でも「第3の家族」というオンライン型の居場所づくりの紹介があり、代表からのお話を伺い非常に参考になりました。時間帯を変えて利用できるなど工夫しながら、多度津町でも何かできることを早急に対応できればと考えています。ひきつづき現場のなかで最新の知見にアップデートしていきながら、取り組みを加速できればと思います。

氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。