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ベルリンの壁崩壊に想う、あるいは誓う
「ベルリンの壁崩壊35年 分断の歴史忘れない」
『四国新聞』2024年11月10日付の紙面に目を凝らしたのは僕一人ではないと思います。「東西冷戦の象徴だったベルリンの壁が1989年に崩壊して9日で35年目とのこと。
共同通信の外電は次のような言葉を拾い集めています。
「世界では自由が失われている。民主主義を守るために闘い続けなければならない」=旧東ベルリン出身でy通信会社に務めるアンドレアスさん
「子どもには分断の歴史を学んでもらいたい。自由や民主主義、平和の価値を知るために=旧東ベルリン出身の看護師マリーさん
翻って、現代は「ばら色の未来描けず 排外主義が躍進」しています。
思い起こせば、壁が崩壊したその日その時、僕は高校3年生でこの「事件」にひどく驚いた思い出があります。
つまり、冷戦の崩壊など「自分が生きている間い解消されるはずがない」という確信が裏切られたことです。
裏切りという言葉を使いましたが、もちろんそれはいい意味です。今生きている私たちにとっても「こんなこと変わるはずがない」と思い込んでいる「壁」というのは、「戦い続けなければならない」ことで必ず解決できることを裏付けているからです。
翌年、大学に入学しましたが、その思いは今でも同じです。すなわち、世界が良くなるために勉強し続けるというそれです。
今でも、裏金や統一協会、あるいはパワハラ・セクハラ等など「生きている間に解消できるはずがない」という「壁」はたくさんありますが、35年前に奇跡が起きたように、僕は関わり続けていきたいという思いで生きています。
さあ、前へ進もう。
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