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『愛着アプローチ』【読書】

 「愛着障害」のシリーズで、どのようにアプローチするのかが書かれている一冊です。
医学モデルのメリット・デメリットを示した上で、その限界について書かれていて、代替手段として愛着モデルをベースにした愛着アプローチの解説がされています。

その愛着アプローチによって、どのようなプロセスを経ていくのかも書かれています。
この愛着アプローチでもすぐに劇的に変わることはなく、緩やかに変化していき、早くても2〜3年の期間は必要であることを知りました。

そのアプローチによってゆっくり、ゆっくり本人の認知が変わっていき、行動を変わっていき、認識が変わっていくようです。
そして、そのプロセスを経ることで、自分自身も誰かの安全基地になり得るようになっていけるようです。

養う力は、自分を振り返られるようになることと相手の立場で考えられるようになることの2つになるようです。
これらを安全基地を得た上で、様々なワークに取り組んだり、カウンセラーと対話をすることで身につけていくようです。

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