使いやすさの壁を越えるために・・・UI/UXデザインを学んだ理由
はじまして
Hiroです。これまで15年間ほど、医療ヘルスケア領域で様々なヘルスケアアプリや医療システムの開発に携わってきました。近年、日本ではマイナ保険証などを通じて医療DXが加速しています。コロナ禍で一気にデジタルサービスが広まったことが背景にあると感じています。
しかし、その一方でデジタルサービスが日常の業務や生活に馴染まない、使いこなせない現状を目の当たりにしてきました。(実際には「使いにくいから使えない」といった現実かもしれません。)これらの課題を乗り越えるために、UI/UXデザインが不可欠だと痛感し、1年前から本格的にUI/UXデザインを学び始めました。
UI/UXデザインを学ぶきっかけ
私がUI/UXデザインに興味を持ったのは、アプリやシステム開発の中で、どうしても「機能」にフォーカスが集まりがちで、利用者が使いやすいものになりにくいと感じた経験からです。どんなに注意しても、使いやすさが後回しになってしまう。これは、開発現場で大きな課題です。
また、私が携わっていたプロダクトの価値が十分に伝わらないと感じ、限界を痛感したことも大きな要因です。提案すらうまくできない無力さに直面し、「デザイン」に触れつつもその重要性を深く理解していなかったことに気づかされました。
そこで半年間、デザイン学校に通い基礎を学びましたが、それだけでは足りませんでした。現場で実践するうちに、学びの不足を感じ、関連書籍を読んで自己学習を続けるサイクルに入りました。学びを深めるたびに、また新たな課題が見つかる。その繰り返しです。
これまでの学びと経験
この1年間で、UI/UXデザインの基礎から応用までを学びました。特に、ユーザージャーニーマップやペルソナ作成といった、ユーザーの行動や感情を理解する手法を通じて、よりユーザー中心の設計を実践しています。
しかし、デザインだけではプロダクトは成功しません。マーケティング視点やブランディング、そしてプロダクトをビジネスに結びつけるための運用プロセス、さらにはデザインシステムの構築も重要です。会社としてのブランディングも必要であり、学べば学ぶほど、自分の無知を知る日々が続いています。
これらの学びは、特に医療ヘルスケア分野におけるデジタルサービスの浸透に不可欠だと感じています。
これからの発信内容
今後は、UI/UXデザインに関する学びや実践例を、シンプルに共有していきたいと思います。すでに多くの専門家が発信している内容と重複する部分もありますが、私自身が読んできた書籍やそこで得た学びを、紹介したいと思います。
もし興味があれば、紹介した本を手に取っていただくことで、さらに深い知識を得ることができると思います。そして、時々医療DXにも触れ、私自身の経験や考えを交えた視点を提供していければと考えています。
UI/UXデザインは非常に広い概念であり、その中で扱うテーマも多岐にわたります。生成AIの登場も、これに関わる大きな要素だと考えています。ここを通じて、同じ興味を持つ皆さんと情報を共有し、交流できればと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?