Hiro|UI/UX Design

医療DXの進展においてはデジタルリテラシーが一つの障壁になると思い、医療・介護従事者や…

Hiro|UI/UX Design

医療DXの進展においてはデジタルリテラシーが一つの障壁になると思い、医療・介護従事者や患者に寄り添うUI/UXデザインが重要だと痛感。学び続け、現場で役立つデザインを追求しています。

最近の記事

プロダクトに個性を与えるVoice & ToneとUXライティング

学校の授業でいっぱいな中で、少しずつ書籍を読める余裕が出てきたのは、UXデザインのフェーズが後半に差し掛かり、ワイヤーフレーム(WF)の作成になってきたからだと思います。そんな中で今日は、UXライティングについての書籍を紹介します。 1. ワイヤーフレーム作成と新しい概念学校でUXデザインのフェーズについていくのがやっとの状態でしたが、ようやくこれまで日常業務で行っていたWFの作成に進むことができました。しかし、そこでまた初めて聞く言葉が出てきました。 2. Voice

    • UI/UXデザインの全体像を学ぶ|『UI/UXデザイナー養成講座』

      デザイン学校でUI/UXデザインを一気に学び始めた際、頭の中が情報で溢れ、整理がつかない状態になりました。そんなとき、俯瞰して全体を見渡せる書籍を探して書店を歩いていたところ、この『UI/UXデザイナー養成講座』を見つけました。この本は、UXとUIの両方を網羅的に解説してくれていたため、混乱していたわたしの頭の中を整理する助けとなりました。 UXデザインのプロセス本書では、UIとUXの違いからスタートし、デザイン思考、デザインリサーチ、ユーザーモデリング(本書では「定義」と

      • 書籍紹介(思考)|問題発見力を鍛える

        本来はUXデザインの勉強の過程を遡って、これまで読んだ本を紹介する予定でしたが、たまたま本日読み終えた細谷功さんの著書『問題発見力を鍛える』を先に紹介します。 書店でWeb Designing 2024年10月号を読んでいた際に「問いの立て方」というテーマに触れ、その中でこの本が紹介されていました。ちょうど本屋で見つけたので、Web Designingと一緒に購入し、読み終えました。 細谷功さんは、以前にフェルミ推定について書かれた『地頭力を鍛える』の著者でもあり、今回も非

        • 衝撃を受けた、UXデザインのプロセスとユーザーモデリング

          デザイン学校2日目のUXデザイン体験 デザイン学校に通い始めて2日目から、いよいよUXデザインのプロセスを学ぶことになりました。しかし、そこでは未知の言葉や概念の連続で、何を聞いても新鮮そのもの。これでは使いこなせない、と感じたのが書籍を読み漁るきっかけとなりました。 1.UXデザインの5階層モデルUXデザインのプロセスを学ぶ際、毎回使われたのが「UXデザインの5階層モデル」の図です。「今どの段階にいるか」を示すために、この図がよく使われました。 今ではこのモデルがしっ

        プロダクトに個性を与えるVoice & ToneとUXライティング

          デザイン学校初日で気づいた、デザインの本質

          学校初日の衝撃 約1年前、私はデザイン学校で初めての授業を受けました。振り返ると、その日の授業で印象に残っているのは、次の4つの言葉です。 シグニファイア カラーセット フォント 余白 すべてが新鮮で、無知であることを痛感しました。本当に恥ずかしいくらい、私はデザインについて何も知らなかったのです。 シグニファイア シグニファイアとは、対象物と人間の間のインタラクションを示唆する「手がかり」のことです。もっと詳しく言えば、「物を使うときに、設計側が意図した行動

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          使いやすさの壁を越えるために・・・UI/UXデザインを学んだ理由

          はじましてHiroです。これまで15年間ほど、医療ヘルスケア領域で様々なヘルスケアアプリや医療システムの開発に携わってきました。近年、日本ではマイナ保険証などを通じて医療DXが加速しています。コロナ禍で一気にデジタルサービスが広まったことが背景にあると感じています。 しかし、その一方でデジタルサービスが日常の業務や生活に馴染まない、使いこなせない現状を目の当たりにしてきました。(実際には「使いにくいから使えない」といった現実かもしれません。)これらの課題を乗り越えるために、

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