詩「スペル」
言葉は心を越えないものであってほしいと
願ってはいるけれど
ときどきうっかり
越えてしまう
越えた言葉で
傷つけた記憶が
わたしの傷となって
とどまり続ける
あの子に背負わせたもの
たったひとつの後悔が
今、わたしを生かす
全力のわがままと
ひまわりのような顔で
放つ言葉は
「愛している」
頬を落ちるしずくの温もり
ゆるむeyesと漏れる声
小さなてのひらのステージで
ねぇ、いっそ
踊りませんか
踊りませんか
いいなと思ったら応援しよう!
本の出版を目標に執筆を続けています📙📕📘よろしければお力をお貸しください🐆🦒🦓🦩🦚🌬️🫧