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忘れてしまいなさいと人は言うけど

恋愛話になると嫌でも元彼を思い出してしまう。憎い気持ちが消えないし、2年経った今でも月に1度はフラッシュバックを起こして、「1番苦しい死に方をしてほしい。」と心の中で呪ってしまう。自分だってこんなこと思いたくないし、できれば綺麗さっぱり忘れたい。 飲み会で私に男運のなさを語らせるのに、「そんなこと言うのやめなさいよ」「忘れちゃいな」と友人はいう。 それができないから苦しんでるし、本当は夜もよく眠れない。 水に流して相手の幸せを願うことが出来ないから、私に幸せがこないんだ

    • 結婚を急かす母への手紙。

      帰省するたびに、「いい人いないの?」「結婚はまだかしら?」「〇〇ちゃんは子供連れて歩いてたわ。」「うちの子は30になるのに結婚もまだで〜困っちゃう!」なんて言葉を聞くたびに傷ついてきた。 ついに、嫌がるって分かってて発言してるってことがわかったので、我慢の限界。本人に言うかは別として気持ちを書いてみた。 お母さん、 お母さんが私の結婚のこと心配してるのはわかるし、友達の子供が結婚して、羨ましかったり、劣等感を感じたりしてるのだとしたら申し訳ないとは思う。 だからこそ、今

      • こわれた人間関係のなおし方

        これは「こわれた人間関係のなおし方」を読んでの読書感想文・メモ・ワークブックです。 ワーク①2022/9/4 ■なぜ相手と連絡を絶っているのですか。  ・彼を困らせてしまうから  ・未練がましいと思われたくないから  ・これ以上舐められたくないから ■どんな反応がありそうですか。 ■相手に別れの手紙を書く あなたへ あなたと別れてから1ヶ月が経ちました。 出会った頃のこと、よく覚えてます。話してて楽しくて、気兼ねなく軽口も言えて、「私が自分らしくいられるのはこの人だ」っ

        • (少しずつ編集予定)15年間の初恋

          これは、私が15歳から30歳になるまで淡く好きだった男の子との思い出。もちろん、他の男の子と恋をしたこともあるし、彼の存在をすっかり忘れた時期なんてたくさんある。でも、一つの恋が終わると、必ずどうしているかなと思い出す存在が彼だった。 彼と出会ったのは、15歳。高校一年生の春。隣のクラスで、選択授業の美術が一緒だった。とぼけたキャラクターで、クシャッとした笑顔で空気をなごますのが得意だった。 ある日、私が絵の具を片付けている間に私の席に誰かが水をこぼしてしまった。 こぼし

        忘れてしまいなさいと人は言うけど

          素直で正直なのが彼の魅力だった。

          素直で正直なのが彼の魅力だった。 12月、 その頃の私はもう恋に期待することに疲れていた。彼と初めて会った時も私に恋していないことは早い段階で分かった。それでいて、女を道具としてみる言外の傲りは感じないから不思議だった。 大学時代にスポーツで鍛え上げた体格を褒めると「やめるとすぐ小さくなるから、仕方なく筋トレしてる。」と自虐的に笑った。本人の言う通り、立派な学歴の割にはそれほど賢く見えなかった。ただ知的好奇心が旺盛で、ひとところにに留めておける性格でないことはすぐに分かっ

          素直で正直なのが彼の魅力だった。