「伝え方が9割」とか言ってる場合じゃない
君はどう感じているだろうか。
ウッホッホ―、たなかです。
コロナムードの中、人との接触機会がへりつつあり、日常で誰かと会話することがいかに大事であるか実感している人も多いと思う。現に私がそうだ。コミュニケーション不足でもっと人と話がしたいと思ったことは人生で今がピークだ。そこで、コミュニケーションを考える上で押さえておくべき要素をまとめてみた。
■目次
1.言語と非言語の違い
2.これからは言語が重要になる
3.未来のコミュニケーションのあり方
4.まとめ
1.言語と非言語の違い
言語コミュニケーションとは、文字通り”言葉”を使って意思疎通を行うことである。元来、言語コミュニケーションは古い歴史の中で進化してはいるが基本的なところは変わっていない。こうやって文章で読者と会話することも言語コミュニケーションの1つだ。非言語コミュニケーションとは、言語以外の方法で意思疎通を行うことだ。例えば、視覚情報では身振り、手ぶり、しぐさで相手の言動が読み取れたり、聴覚情報では声のトーンや抑揚で感情が伝わる。
以下は『メラビアンの法則』と言われる人が影響を与える情報の割合を示した図である。この図より、人は話す内容よりも視覚や聴覚による情報のほうが影響を受けることが確認できる。つまり、会議などで話しているとき資料による情報と自分が話す声色で全てが決まると言っても過言ではない。問題ありそうな内容でも明るく話していれば、ポジティブな情報として印象を与えることができるし、問題なさそうでも暗く話すと、ネガティブな情報として印象を与えることができる。
2.これからは言語が重要になる
リモートワークをしている人はもう気付いていると思うが、コミュニケーションは超大事ということである。表情の見えない相手とコミュニケーションするときは文章に細心の注意を払い、当たり障りのない言葉でやりとりを行う。働く人が今できる精一杯の気遣いだ。
元来、人間は言葉を持つ前に非言語コミュニケーションで意思疎通を図っていたのだ。ジェスチャーや表情だけで意思疎通することの難しさは体感できないが、言語だけというのもいささか不便なものである。しかし、現代はオンラインで相手の顔が確認できるのでそれほど深刻な問題ではないと考えている。だが、明らかに言語化する場面が増えている。これは間違いない。メラビアンも驚くことだろう。
オンライン上でのコミュニケーションはゲームやアプリで活発になっている。特に10,20代は生まれた時から携帯がある時代だ。チャットでのコミュニケーションに抵抗がなくむしろ率先して行っている。しかしながら振り返ってみれば、はるか昔は文通で告白やプロポーズできていたはずだ。良い句を書く人が実力を認められる時代を見てみると、言語コミュニケーションがうまい人は頭がよく優れていると考えられる。現代でも伝え方が上手い人は頭が良い。形態が変わっただけの話であるが、リモートワークによってより浮き彫りになってくるだろう。
3.未来のコミュニケーションのあり方
5Gによる通信速度の向上に伴って、情報通信技術が今後さらに発展する。コロナで埋もれて遅延しているが、科学は日々進歩しているのだ。
VR(仮想現実)をご存じだろうか。
特殊なゴーグルをつけて視界に映し出されたディスプレイには、触れることはできない立体感のある物体がそこに見える。今後加速すればVR会議は当たり前で、リモートでも相手の顔や身体がそこに移るので実質その場にいることと変わらない感覚で参加することができる。
VRの次はMR(複合現実)
SF映画で出てくるホログラムを想像してもらうとわかりやすいと思う。ただ、ゴーグルをつけないといけない点が違うが仕組みは同じものだ。物体として触れることはできないが、仮想物体に触れた瞬間にゴーグルがセンサーで読み取り、アクションを起こしてくれる。エンターテイメント業界ではもちろんあらゆる分野で注目される技術だ。今後、未来を考えるうえで技術なしでは語れない。
引用:https://medium.com/@marknb00/what-is-mixed-reality-60e5cc284330
4.まとめ
リモートワークによるコミュニケーションの変容を考えることで、今までとは違った生活や働き方をするべきだ。そして、もっとなんでもいいからコミュニケーションを取りたい。そう感じた。
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