柔軟でありたい|カレーうどん

『柔軟』この漢字すごくないですか。
やわらかとやわらかですよ。
「柔軟さが増加した」なんていったら、柔らかさと軟らかさが増えて加わる、ですからね。もう桁外れな柔らかさになっちまいそうですよ。

私は白黒思考がとても強いほうだと思います。
融通が利かないタイプです。
いいなと決めたことについては全力で愛を向けるんだけど、ちょっと嫌だなと感じると全てを嫌悪してしまい関わらなくなってしまう。しかもマイナスの方向へほとんどの物事をとらえがち。
極端な考え方に振り回されて疲れてきたよ〜😵‍💫って、そういう生き方を見つめなおしてちょっと視野を広げてみようとしているここ1年間の話。

完璧主義と粗雑さのバランスを上手いこと取れる人が要領のいいひとなんだろう。人の見てないところでがさつにしている、とはまた違う隙や抜け感のところ。良い意味で隙のある人ってきっと魅力的なんだろうな。具体像は浮かばないけどさ。

本題である食べ物の話をしよう。

ある日昼時のファミリーマート、その時歴史が動いた。
「カレーうどん」との出会いである。
いや皆さんご存じだと思うんですけど。私が数十年認識していなかっただけで。
存在は知っていたけど食べたことなかった。視界に入っているのに選択肢の候補に全く上がらなかった食べ物の一つ。いつもそう、気に入りたいと思うものしか気付かないのだ。

カレーもうどんも好き、少量ずつ食べたいけど……っていうワガママを叶えてくれる料理。（すみません、申し訳ないですがお米のことはいったん置いておいてください！）
カレーにうどん混ぜて良いんだって！すごい発見ですよこれは。良いところを取りつつ、ちょっとアレンジを効かせて原作を超えてくるなんて…🫢（？）

白か黒かどっちかだけじゃない。間のグレーがあったって良いんだなあとコンビニのチルド麺コーナーに行くたびに思う。

お出汁の効いたカレーに入ったうどん、なんて美味しいんだろう。ちなみに偉そうに語っているがいまだなか卯とファミリーマートのものしか食べたことない😆

これだけの…（非常に失礼な悪い言い方をすると）お安いカレーうどんでも「これは本当に美味しい食べ物だ…❤︎😋」としみじみ思うくらいの完成度なんだから由緒正しきカレーうどんなんて食べたらその場で辞世の句を詠み始めると思う。

そして外食でしか食べたことのないカレーうどんを家で食べるための再現レシピを色々と考えている🤔

ポイントは出汁の量ととろみ、肉は薄め、具材は小さめ、うどんは太目のモチモチ系を使う。ネギは必須。

カレーのアレンジレシピで作るとうまくいかなさそうなので、カレーうどんを作るためのカレーを作らなければいけないのだろうか。カレーは何入れても美味しい。でも、お出汁が重要なうどんをプラスしてゴールを目指すには……。旨味成分とスパイスが効いた美味しいカレーうどん。お蕎麦屋さんの黄色いカレーのような甘くて食べやすいけどあとからしっかりと辛いカレー。そんなとろみのあるルゥによく絡む、もっちりとした麺。先は長そうだ……。▶︎𝑻𝒐 𝒃𝒆 𝒄𝒐𝒏𝒕𝒊𝒏𝒖𝒆𝒅 ▶︎

今年は「おれのかんがえたさいこうのカレーうどん」を作ることを小さい目標に設定した。
絶品を探そうと試行錯誤してみるのもいいんじゃないか（スパイス沼に気を付ける🫡）
こやつが数年前、冷蔵庫・レンジや調理道具が一切ない暮らしをしていたとは思えまい！ﾌﾊﾊﾊﾊ🤣

何か迷った時にどちらかを切り捨てるんじゃなくて、程良い折衷案を見つけられる柔らかさがほしいと思う節分であった。