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初めてのInter BEE
回路、とか、機構、とかそんな言葉が浮かぶ風景。
昨日初めてInter BEEという映像業界のイベントに行きました。これが「映像業界」なのだとしたら、私は今まで「映像業界」というものを見たことがなかったんだ、という思いにも駆られ。
あまり今まで興味を持てなかったんですよね。
ただ、今年は「プロ機材ドットコム」という会社の女社長・森下千津子さんとお仕事した関係で、ちょっと行ってみようかな、という気になったのです。(プロ機材ドットコム内『ハブスタ』誕生ドキュメントムービーを作りました)
Inter BEE、一言でいうと「細かいこと気にするおじさん」の世界だな、って思っていたところもあって。(ひどい!)
で、実際目にしたのは映像とは科学技術の世界だったのか!というような展示物の数々。いろんな会社の出展ブースが立ち並び、各々、自社の製品をアピールしておりました。ニュースの仕事に以前少し関わっていたのでニュース映像を効率よく各種SNSに流すシステム、などにちょっとだけですが、へえ〜と思いました。以前はテレビが主戦場だった機材の会社が、今は、テレビがWEBやSNSと絡むための機材を作っているんだな、ということが如実にわかってよかったです。でも、ここから収益化するの大変そうだなあ、などと思い…。コンテンツクリエイターと機材の会社のマッチングイベントみたいなのがあったらいいのかも。などと思ったり。
まあ、さらーっと見て、あとは、お知り合いの方々にご挨拶して、早々に帰りました。
機材にはあんまり興味ないな、と言いつつも、今年はやろうと思っていたことが色々できなかったので、来年やれるように準備しようかな、と、ちょっとやる気が湧いたかな。あんなにいろんなシステムが整っているんだから、コンテンツクリエイターには無限のチャンスも待ち受けているんだな、とも。
なんていうか、いろんなところが小さく蛸壺化しているから、私は蛸壺が並んでいる上を風のように駆け抜けたいです。
そんな風に、結構前向きになれた?Inter BEEでした。