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【後編】山辺の道から◯◯◯神社へ〜ヒッチハイク〜【2024年のご挨拶】

健康第一


ごきげんよう
鶯です


本日は前回の続きで
山辺の道ハイキングでの出来事を振り返ります
よろしければ合わせてご覧ください。


前編はこちら⬇︎



大神神社

大神神社〜桧原神社へ

大神神社で旅の挨拶をしてから狭井神社へ向かい、そこから檜原神社へ。

狭井神社
市杵島姫神社
蛇が巻きついたような木
🌳

大きな高低差もなく、ひたすらテクテク。

貴船神社
磐座

檜原神社までにもいくつか神社が立ち並びます。

八大龗王弁財天大神の看板🪧

八大龗王弁財天神龗神神社

狭井神社から5分ほど歩くと八大龗王弁財天神龗神神社の看板が見えます。
近年はお参りする人や新しい祠らしきものも見かけるようになったけれど
当時は廃神社状態で、山辺の道を歩く人も他の神社は参拝してもココは素通りされていました。

廃神社はやはり基本お参りしない方が良いのですが、私は状態を視て参る事がたまにあります。本来は美しい状態が在ったはずで、見ていて可哀想になった記憶があります。また栄えたら良いなと想い参拝をして、山辺の道に戻りました。
※写真は当時の物が無く近年の龗神神社

看板近くに大きな池が見えます
さらに奥へ回ると別の池が
龗神神社
拝殿
中の様子

大神神社摂社:元伊勢桧原神社


龗神神社からしばらく歩くと檜原神社へ到着

大神神社の摂社:檜原神社(元伊勢・ひばら神社)

御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)
元伊勢であり自然を身近に感じられる神域であり珍しい三ツ鳥居を見る事が出来ます。


迷子

狭井神社を出てからひたすら歩き続けると途中からアスファルトの山道に入った。
車通りは少なく、時折り通り過ぎるトラックが走るだけで

”地図で見たら平面やけど、山道やったのかな”

”古代人が歩いてたから平面に見える道も昔は山越えだったのか”

そんな事を大真面目に2人で話していたけれど、今思えば何をトボけたことをと思うばかりである。


スマホの電波も届かずお昼も持ち合わせて無かったので、途中から空腹と予想外の長丁場に疲れが出始め、休憩をしては2人で水を分け合い無人販売で買ったお餅を食べた。
後にも先にも、普段買わない2リットルの水の意味をここで理解する事になったのだ。

そして、不思議な事にその頃には何故か道すがら見かけたとある神社が私たちの目的地となっており、ひたすら案内の標識に従い歩き続けていた。

予想外のしんどさに息を切らせながらひたすら歩くと、少し民家が立ち並ぶ開けた場所に辿り着いた。


歩き始めて約5時間。
私たちはようやくその神社に辿り着いたのだった。


笠山荒神社

笠山荒神社
※写真は当時の物が無く近年の笠山荒神社

由緒書きから日本三大荒神社にあたる古社だと知る

御祭神大地の神・竈の神
土祖神(つちのみおやのかみ)
奥津日子神(おきつひこのかみ)
奥津比賣神(おきつひめのかみ)

そして・・・まさかの山の頂上である事に驚愕。

道は舗装されているけれど自然と近い風景に和みます
しばらく歩きます
拝殿前の階段
拝殿・右手には社務所

澄んだ空気の中、ひっそりと本殿奥から漂う神気に、不思議な秘境に来たような感覚になり、友人と2人「素敵な神社だね」と話しつつしばらくお祈りをしました。

この頃はパワーストーンを一切付けていなかったのですが
こちらで翡翠と水晶のブレスレットを見てから毎年同じ物を買い替え身に付けるようになりました。
現在社務所の開いている日時が限られているので、御守り等欲しい方は確認されると良いかもしれません。
前回訪れた際は買いそびれてしまったので次回改めて購入したいと思います。
※次回お参りの際に現在の社務所時間とブレスレットの写真を追記します

拝殿から移動して閼伽井不動へ
階段を降ります
空海が高野山を開創する前にここで修行をされたそうです
閼伽井不動
弁財天社・白龍社・黒龍社
少し階段もあるけれど、本殿から200mなので
是非こちらはお参りをお勧めしたい場所です
黒龍社・白龍社
もう一つの入り口
閼伽井不動・弁財天社・白龍社・黒龍社はここからすぐ
由緒書き

コチラも誰もおらずピリッとした厳しい空気が漂っていました。
笠山荒神社も近年は参拝客が増えているので、神社が維持される事も含め、少しずつでも参拝する方がより増えると良いなと思います。


人生2度目のヒッチハイク


参拝を終え神社を出て民家の方へ戻った瞬間
ようやく”道間違えてる気がする”という考えが頭よぎる。

それまで疑いもせずひたすら歩き続けていた事も不思議だけど
普段なら戻っていたはずなのに、知りもしない途中見かけた看板の笠山荒神社が目的地になった上に、突然目が覚めた様に迷子になっている事に気付く感覚が、以前六甲比命神社へ参った時の引っ張られる感覚に似ている事にも気付いた。

迷子に気づいた頃にはかなりの時間を歩いていたけれど、電波は通じず自分たちの所在も判らなかったので、近所の方に聞いてみようと思い民家へ向かうと、ちょうど行きに見かけたトラック2台が戻ってきた。

私はすかさず人生2度目のヒッチハイクに挑戦。
幸いトラックが止まってくれたので事情を説明すると乗せてくれることに。
「行きしな歩いてたから気になっててん。こんなとこ誰も通らへんのに若い女の子二人がいるからおかしいなあて話してて。乗っていき。友達なんて疲れて座り込んでるやん」

「!?」

振り返ると後ろにいると思っていた友人が遠くで座り込んでいて
駆け寄って声をかけると、脚がびっこを引き痛くて座り込んでしまった様だった。そうして私達は、親切な方々に助けられ檜原神社の所まで戻る事が出来た。
(あの時の方々に感謝。ありがとうございます。)


車で休んでる間に脚の痛みがマシになったと友人が言ったけれど
体調を考慮し三輪に引き返すという判断を





すると思ったそこのあなた。


そんなことはなく


私:「じゃあ今から石上神宮へ向かいましょう」

石上神宮

そうして私たちは改めて山辺の道を歩き
全38kmのハイキングの末、日が暮れる頃石上神宮へ辿り着きました。

今でも友人とは度々神社へ一緒に行き、あの時の話をよくします。



めでたしめでたし


2024年のご挨拶

今年は4月に突然思い立ちnoteを開始。
神社仏閣参拝の記録と体験談を交え記事を気ままに書き綴り始め8ヶ月が経ちました。
全ての体験談は記載しきれないけれど、光があれば闇もあるのが世の常。
2025年はそういった部分も書いていければと考えております
喪中のため新年の挨拶は控えさせていただきますが
いつも読んでくださる方を始め、初めて読んでくださった方も
記事を通しご縁をいただけたこと幸いに想っております。

もうすぐ始まる2025年を
健康で 元気で 温かな心で過ごせるようお祈りいたしております

2024年  ありがとうございました
良いお年をお迎えください


鶯.


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鶯(ウグイス)
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