りそなグループB.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦第7節 GAME1名古屋ダイヤモンドドルフィンズ🆚島根スサノオマジック
11/6 ドルフィンズアリーナ
○はじめに
我らがコティ・クラークおかえり。
かつての名古屋のエース。
ブリッツが上手くいかない今シーズンは、クラークを恋しく思ってしまう。
そんなクラークに、きっちりと勝利してホームコートを守りたい試合。
スリーが入るか入らないかで試合展開も違ったものになるかと思いますが、その上でどんな戦いができるのか、要チェックです!
○スタメン、欠場
今村は今日も欠場。
前節短時間しかプレイしなかったコンディションが悪そうなメイは、今日もスタメンを外れた。状態が気になる。
○試合展開、結果
1Q
ビッグラインナップの島根。序盤はやはりインサイドを狙ってくる。
名古屋はエサトンで攻めるが、ボールがリングに嫌われて、得点出来ず。
その後も名古屋はスリーが外れて、島根はリバウンドも制して高さを生かしてビッグマンが躍動。
4分間で0-11のランをくらってタイムアウト。今日は立ち上がりが悪い日。巻き返せるか。
張本を入れてオン1に。これはメイの状態が良くないのか。
5分経過してようやくエサトンの得点。2-12になりホッと一息。
前節長崎戦で鍛えられた効果で、ハンドラーがブリッツを仕掛けられたら、エサトンがリングへダイブするという1つの形が仕上がってきた。
エサトンがベンチで休む間も、チータム、張本、マーフィーが踏ん張って高さに対抗した。
島根のコーナースリーが入らない事で点差を詰める事に成功。
中東が狙ったブザービーターがリングに当たったので大きな声が出た。惜しい。
結局メイは出場せず。
2Q
点の取り合いでスタート。
名古屋のディフェンスがよく連動して隙がない。島根のシュートが入っているが、ディフェンスは悪くない。クラークの得点力が脅威を生んでいる。
オフェンスではスペーシングが良くて、ボールも良く動いている。
齋藤&チータムの今シーズン最高のアリウープが炸裂した。会場の空気が一変したかのような盛り上がり。
それでも島根は粘りを見せてスコアは一進一退。
そこからミスも絡んで晴山に連続スリーを決められてしまい、少し点差が開いた。
最後のプレイでカッティングしたマーフィーがディフェンスと激突してヒヤリ。
やはりメイは出ない。
3Q
齋藤のシュートタッチがいい。島根にミスがあり、点差を詰める事に成功。
それでも島根の高さは脅威で、なかなか追いつかない。
中盤には名古屋にミスが出て、また点差が開いてしまった。
島根のディフェンスが堅くて苦労しているが、何とか得点を繋いで追撃している。
名古屋のディフェンスもミスがあるがそれほど悪くない。
終盤には中東が奮闘。キャプテンとしてチームを引っ張るという意思が見える。ダブルクラッチにスリーと猛追の要因となった。
メイはどうやらDNP
4Q
立ち上がりに一気に詰め寄ってきた。マーフィーの躍動する姿は頼もしい。本来の力を発揮できるようになるとチームの力が底上げされる。
チータムがダンクで1点差にしたシーンをよく見ると、チータムはそもそもアリウープを狙って構えていた。常に狙って走り込んでいるのが分かる。
オフェンスリバウンドを頑張って何度も獲得するが、シュートを決められない惜しい展開。
それでもオフィシャルタイムアウト直前の齋藤のスリーで同点に追いついた。
そして張本のフローターでついに逆転。一連のボールムーブは素晴らしかった。
試合を決めるダメ押しになりそうな張本のオープンスリーが外れて混沌としてきた。
どちらも得点できずに時間が過ぎていく。
そういう時に決めるのが安藤。安藤のスリーで再逆転。
名古屋は得点出来ないが、ディフェンスで粘り1点差のまま残り時間1分を切る。
まずは安藤のプレッシャーでターンオーバー。
次のポゼッション、名古屋は守り切るがオフェンスリバウンドを取られて、島根のオフェンス継続。
ここでやはり決めるのは安藤。時間ギリギリにジャンパーを決めほぼ勝負あり。
さらに最後の島根の戦略が見事。
3点差で名古屋のファウルが溜まっていないという状況なので、あえてファウルしてフリースローを与える作戦。しかもチータムにボールを持たせてファウルをするという完璧な遂行。おそらく名古屋側はこれを予測できていなかった。出来ていればチータムにボールをいれないはず。
この作戦は最悪フリースローが決まっても島根1点リード。あとはターンオーバーさえしなければ名古屋のファウルゲームしか方法はなく、後はフリースローの確率と残り時間で勝敗が決まる。今日の状況では島根側が圧倒的有利。
あと一歩という試合だったが、最後は島根に逃げ切られた。惜しかった。
○ハイライト
映像はなし。
エサトン、安定のダブルダブル達成。
そして、張本メモリアル🎉
○コメント、ゲームレポート
ポゼッションゲームで負けたとのコメント。
しかし試合レポートを見てもよく分からない。シュートの試投数は同じで、フリースローもほぼ同じ、ターンオーバーも1つの差、リバウンドも互角。
どの数字を見れば、ポゼッションゲームの優劣が分かるんだろう?
もっと勉強しないといかん。
○スタッツ ( Bリーグ公式サイト )
スリーが入らず25%
この試合も苦しい展開でしたが、ディフェンスで踏ん張り接戦に持ち込んだ。
マーフィーが10得点に載せたのはポジティブ。
○感想
・立ち上がりが悪夢だったが、そこから1Qのうちにカムバックできたのは朗報。それ以後も苦しい試合にはなったが、4Qの粘りも素晴らしかった。あと少しで勝てるチームになりそう。
・右45度の中東が帰ってきた。これが決まりだすとオフェンスがだいぶ楽になる。あのディープスリーは苦しい時に決まるとチームのムードを変える力がある。
・メイはDNP
何の情報もないので気になるが、コンディション不良だろうか。
得点源になるべき選手が活躍できずにチームも苦しくなっている。
・全体として粘りを見せた好ゲーム。ミスはあるが、きちんと取り返して戦えていた。これが出来ていれば、後は向上していくと期待が持てる。
○記事
・中日スポーツ
・中日スポーツ、広瀬記者のエックス
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