りそなグループB.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦第2節 GAME2名古屋ダイヤモンドドルフィンズ🆚川崎ブレイブサンダース
10/13 ドルフィンズアリーナ
○はじめに
前日のホーム開幕戦を無事に勝利した名古屋。相手はロスコ・アレン不在の川崎。シーズン通しての中地区の争いを考えれば、このチャンスにはきっちりと連勝しておきたい。
絶対に走る川崎との走り合いに負けてはいけない。
連日5000人以上が来場して、昨シーズンからの盛り上がりは継続できている。
今村の復帰の時にはいいチーム状態であってほしい。
○スタメン、欠場
引き続き今村欠場。
菊池は昨日の試合で脳震盪の診断。
川崎はロスコ不在。
○試合展開、結果
1
いきなりメイとエサトンが積極的。特にメイが気合いが入っていて、ジョンソンとのバトルも激しい。
5分経過して19-14と超ハイスコアゲームに。坂本の連続スリー、ジョンソンの連続スリーで両陣営が盛り上がる。
残り時間25秒までは名古屋リードで二桁点差がついていたが、最後ポンポンとシュートを決められて6点差で終わる。
2
坂本のディフェンスがいい。ライトにプレッシャーをかけて嫌がられている。
ジョンソンの3つめのファウルを引き出したのは大きい。まだ4分以上残っている。
それでも川崎の動きが良くて、スコアは拮抗している。オン1の時間帯も何とか凌いで終盤へ。
ジョンソンをコートに戻し、そこがキーポイントになるが、お互いにギリギリのところで守り切る。ファウルトラブルを考えたら川崎の粘り勝ちか。
3
2Qの流れが継続しているのか、重たい立ち上がりでシュート確率が上がらない。
メイやエサトンなど徐々にスリーが決まり出すが、展開は大きな動きを見せず。
そのまま時間が進むと、川崎の粘りが徐々に目立つようになり点差が詰まってきた。
終盤は拮抗した点の取り合いになり。流れは川崎と言っていい。名古屋は何とか逆転は許さなかった。
4
メイの得点、メイのブロックで始まり、メイが頭を打ってロッカールームに下がるという立ち上がり。脳震盪が心配。
齋藤からチータムのアリウープ未遂は珍しいポロリの仕方で驚いた。まだ息があっていないのか。
その後も名古屋の攻勢が続いて一気に二桁点差に。しかし追加点を取りこぼしているうちに飯田や小針のスリーで川崎が付いてくる。
しかしメイがコートに戻ってきて一安心、していたら小針の無双であっという間にまた3点差でオフィシャルタイムアウト。川崎の状態がかなりいい。
最初のポゼッションはメイのスリー。やはり今日はメイの日。
そして目を引いたセットオフェンス。坂本の指示でスペインぽい陣形でスクリーンを繰り返してメイのスリーを狙うが川崎のディナイで、ボールを入れられず。苦しいタイミングで逆サイドの佐藤にパスを回してスリー。これは勝敗の分かれ目になった。
しかし最後まで川崎はお見事。ほぼ試合は決まったが、最後まで追撃の手を緩めず。ロスコ・アレンがいればもっと違った展開になっていたはず。次の対戦が非常に楽しみ。
○スタッツ (Bリーグ公式サイト)
3Pが全体で43.2%(16/37)と好調だった。
リバウンドを制圧した。オフェンスリバウンド獲得率は35.7%と素晴らしい(川崎は18.7%)
27アシスト、11ターンオーバーも素晴らしい。
個人ではメイとエサトンが躍動した。
他に目を引くのが坂本の7アシストと、マーフィーの±12がチームトップ。
○ハイライト
絵になる男。ザイラン・チータム
○コメント、ゲームレポート
齋藤が高熱で出場時間の制限があったとのこと。
○記事 (中日スポーツ、バスケットボールニュース2for1)
○感想
・ついにきたメイの爆発💥
間違いなく今シーズンのエース。平均で20得点は期待している。
・坂本のオーラがいつもと違う
自信からくるものなのか、顔つきから違って見えるし、雰囲気が鋭さを増している。大人になった気がする。かなりの活躍をしそう。
・マーフィーの安定感が抜群に良い
特にディフェンスとディフェンスリバウンドで威力を発揮しており、さらにオフェンスでもいいスペーシングと連携が取れていて、スタメン抜擢も頷ける。スリーが安定して入れば、日本代表も狙える。
・課題のディフェンスをどうするのか
ある程度のクオリティには達しているが、ヘルプからのローテーションがまだ完成度が高くない。パワー系センターを置かない布陣なので、必須になってくる部分。1か月後にどこまで向上しているか楽しみに見たい。
・試合後のインタビューにて
通訳兼GM補佐のアンディ氏が盛大に噛んだ時に、デニスHCとアンディ氏の仲の良さが垣間見えた。
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